2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

裔の子 多田尋子

1989年9月、福武書店から刊行された多田尋子の短編小説集。装画は小山進、装幀は菊地信義。「裔の子」は第101回芥川賞候補作品。 目次 裔の子 殯笛 夢の巣 凪 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

単身者たち 多田尋子

1989年2月、福武書店から刊行された多田尋子の短編小説集。「白い部屋」は第96回、「単身者たち」は第100回芥川賞候補作品。 目次 単身者たち 白い部屋 夫婦 卒業展 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

体温 多田尋子小説集

2019年10月、書肆汽水域から刊行された多田尋子(1932~)の選集。カバー写真は馬場磨貴、装幀は中原摩耶。付録栞は、大塚真祐子、八木寧子、北田博光による「あなたの温もり、あなたとの距離」。 目次 体温 秘密 単身者たち あとがき NDLで検索Amazonで検索

風を聴く木 大木あまり詩画集

1988年10月、ふらんす堂から刊行された大木あまり(1941~)の詩画集。 目次 Ⅰ 青ざめた夏 ミイラ遊び 巣箱 駅 稲村ヶ崎 野の梅 風を聴く木 Ⅱ 遺書 アトリエ すみれ草 my room 沈黙 油絵科C組 姉へ 流星 Ⅲ 老醜 rain maker 薄氷 花冷え 夢を見る木 窓 夜 昼…

紅葉家族 相生葉留実詩集

1982年6月、現代文学刊行会から刊行された相生葉留実の第2詩集。 目次 外出 死のなかで生はうごめく 紅葉 ある予感 ある関係 馬の眼 高床式の家 新しい家が出来た 無意味に今日が終る 夕食の準備 朝の洗顔 水のかたち・木のかたち 寺の夕暮 鹿 命の罅 物売り…

OCCUPIED JAPAN 浦野玲子詩集

1998年11月、ピエロタから刊行された浦野玲子の詩集。装幀は杉浦聖貴。 目次 魔王 ロリポップソング トラを飼う 悪いオオカミ アムスの薔薇 スリラー MODERN LOVERS 首吊りの家 ディープ・スロート 天城越え Dream Comes True この世の母 兎は野を走る EXODU…

大いなる帰還 野沢啓詩集

1979年9月、紫陽社から刊行された野沢啓の詩集。 目次 Ⅰ 大いなる帰還 街を歩く 後楽園球場にて 猥褻な気分の十八行 少年たちへのバラード 潜水伝説 日曜日のコラージュ 身ぶりのトレーニング わかるよマイルス 鼻唄まじりに 最初の位置 匂い Ⅱ 部屋の思考 …

困難な時代の詩人 長田弘

1971年7月、ゴルゴオン社から刊行された長田弘(1939~2015)の評論。装幀は平野甲賀。 目次 困難な時代の詩人――鮎川信夫論断章 鮎川信夫の詩(北村太郎) 感想(鮎川信夫) あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

西に住むひと 小柳玲子詩集

1999年11月、夢人館から刊行された小柳玲子(1935~)の第8詩集。装幀は林立人。ゆめひと詩篇6。 石原吉郎 いしはら よしろう(一九一五~一九七七) 詩集「サンチョ・パンサの帰郷」、評論集「望郷と海」ほか。遠藤昭己 えんどう あきみ(一九四一~) 詩集「ひ…

デパガの位置 荒川純子詩集

1999年10月、思潮社から刊行された荒川純子の第1詩集。表紙絵はやなぎみわ、デザインは木村三晴。第11回歴程新鋭賞受賞作品。 朝のNHKの連ドラを観ながらホットカーラーで髪を巻く。九時に家を出て、坂を下り広尾駅まで二十分。雨の日以外は歩くことにしてい…

僕は昭和一ケタ 今井直美男詩集

2008年11月、編集工房ノアから刊行された今井直美男(1932~)の詩集。 目次 Ⅰ ボクの椅子 私とは? 忘れていたもの 節という字 エンピツ ボクの椅子 僕は昭和一ケタ 鍬 かまど 表 裏 表 総括十年 Ⅱ 母とカラオケ ご馳走 母とカラオケ 青年将校 神の国日本 …

夢の小箱 山本博道詩集

2004年3月、思潮社から刊行された山本博道の詩集。装幀は芦澤泰偉。 目次 はじめに 恋歌 かなしみ 好き嫌い* 冬の黄昏 芸術論 存在論 おまえといるとわたしは 赤い傘を広げて 「愛」について 桜の下で わたしたち ことばのちから 夏空 いのち 好き嫌い** …

戦争詩論 1910―1945 瀬尾育生

2006年7月、平凡社から刊行された瀬尾育生(1948~)の詩論集。表紙は東幸央。 目次 ・詩の戦争・戦争の詩 Ⅰ 一九一〇年代からの問題 Ⅱ 詩の新しい担い手 Ⅲ 超越化について Ⅳ 一九三三年からの問題) ・モダニズムの戦争・プロレタリア詩の戦争 Ⅰ モダニズム…

怠惰の壺から 河西稔詩集

1965年7月、思潮社から刊行された河西稔(1931~)の第1詩集。装幀は長谷川元吉。 目次 夢ばやし 制作 無窮動 幻のレール 五十一台目のクレン 怠惰の壺から Ⅰ蟻の林 Ⅱ鳥の陰画 Ⅲ田螺の唄 Ⅳブラウン君の昼の夢 少年期のラグタイム 禁煙7日の夜の1時間 オブジ…

SO ALONE 梅田智江詩集

1995年9月、アトラス書館から刊行された梅田智江(1945~2008)の第6詩集。装丁と写真は東芳純。第1回中原中也賞候補作品。 ここに納めた作品の五九編のうち、五二編は、一九九四年六月から九五年六月までの一年間に、梅田智江が五人の詩人をそれぞれ相手に…

ひとつの続き 1963―1971 大崎紀夫詩集

1971年9月、のら社から刊行された大崎紀夫(1940~)の詩集。装幀は高橋朗。刊行時の職業は朝日新聞社社員。 目次 '63 ひとつの続き '64 夜・あぶらぎった夜 '64 鼻歌 '68 白服ごっこからの転進 '69 投身あるいは幻想前夜 '69 アジテーター '69 デマゴーグ '…

来者の群像 大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち 木村哲也

2017年8月、編集室水平線から刊行されたハンセン病詩人評伝。装画は池野清「鳩笛たち」。 目次 はじめに 第一章『いのちの芽』のあとさき 多磨全生園 山下道輔さん、国本衛さん 『いのちの芽』にいたるまで――「園内文芸運動の隆盛 理解者をつくろう らいはア…

小島に生きる 長島愛生園編

1952年7月、宝文館から刊行されたハンセン病文学アンソロジー。 ハンゼン氏病菌(癩菌)は、人類の発生と同時に、世界に存在したようである。人体の皮膚粘膜、末梢神経に好んで寄生して、人間を苦しめて来たものであり、人の面皮を破り、手足の自由を奪い、つ…

微笑 伊藤整

1947年8月、南北書園から刊行された伊藤整の短編小説集。 目次 微笑 アカシアの匂について 街上で 斑點 雨と雪 女子修道院 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

頭の名前 長尾高弘詩集

2000年10月、書肆山田から刊行された長尾高弘の詩集。装画は長尾尚毅。 目次 死なないように 同一性 雑巾の絞り方 痛み 頭の名前 偽装 共生 弱肉強食 さあ、ごはんですよ パラパラ 一身 数 コントロール 死後 返してください 家で NDLで検索Amazonで検索

春山行夫ノート 小島輝正

1980年1月、蜘蛛出版社から刊行された小島輝正(1920~1987)による春山行夫(1902~1994)の評伝。 目次 Ⅰ はじめに Ⅱ 「詩と詩論」以前 Ⅲ 「無詩学時代の批評的決算」 Ⅳ 萩原朔太郎への挑戦 Ⅴ 「事実の芸術から秩序の芸術へ」 Ⅵ 神原泰との論争 Ⅶ 『文学評…

水夫 水沼靖夫詩集

1985年11月、花神社から刊行された水沼靖夫(1941~1985)の遺稿詩集。装幀は十川雅典。 この小詩集は本来『少年の日』というタイトルによって出版される筈であった。死の前年、水沼靖夫は、二十篇ほどの「少年の日」詩稿を私に預けた。私さえその気になれば…