1971年6月、深夜叢書社から刊行された高橋秀一郎の第3詩集。1964年から1971年1月までの間に書かれたもの。装幀は山本美智代、口絵写真は高橋鉄春。
目次
1
- 死すべき街への序
- びしょ濡れ
- ゴリラ
- 不確かな始動
- 胎児譚
- 幻化を越えるために
- 降下譚Ⅰ
- 降下譚Ⅱ
- 果てまで
2
- 支離滅裂のバラード
- しりとり挽歌
- さかしま
- わが偏光子譚
- 飛ぶ
- 見知らぬ男の行動
- 坂道
- わが妖年時代
- 本棚の彼方の渦の中心
3
- 橋と状況
- 草原の彼方に
- 能面
- 旋回
- 通管
- 風景譚
- 贋の夜、感情が…
- 霧と影
- 谷
- 指
- 冬の断章
あとがき