1993年10月、小沢書店から刊行されたW・H・オーデン(1907~1973)の翻訳詩集。翻訳は中桐雅夫(1919~1983)。解説は福間健二(1949~)。
目次
Ⅰ 1927~1932
- 今日は顔をあげて
- 旅
- 自由な人間
- かがり火
- よく考えてよみ
- 見に行き給え
- 囮
- 三人の連れ
- 目撃者
Ⅱ1933~1938
- 獲物
- フーズ・フー
- この島で
- 夢
- 秋の歌
- ローマン・ウォール・ブルース
- 「愛」ってなんなの、本当は?
- 子守唄
- ある晩、ぼくは散歩に出て
- 戦いのときに
- ある専制者の墓標銘
Ⅲ1939~1947
- W・B・イェイツをしのんで
- 一九三九年九月一日
- もうひとつの時間
- われわれの性癖(バイアス)
- 岐路に立って
- 聖セシーリア祭祝歌
- 教訓
Ⅳ1948~1971
- たいせつな五感
- 支配人
- 正午の祈祷
- 聖金曜日の子
- あのうえの
- 城壁なき都市
- 悪魔の唄
[詩論・エッセイ]
作ること、知ること、判断すること
[詩人論・解説]福間健二訳
解説(福間健二)
年譜