1982年4月、書肆山田から刊行された八木忠栄(1941~)の詩集成。装幀は吉岡実(1919~1990)。
目次
きんにくの唄――1960~1962
- 成長について
- とんねる・ながい
- 失恋・自殺者の唄
- 伝説
- 雨ふる唄
- ひとりの唄
- ぼくらの唄
- きんにくの唄
- 餓鬼どもエレジイ
目覚めの島――1962~1964
- 橋上の風景
- ゆうぐれ・暴走
- 泡
- 腐れ
にぎやかな街へ――1964~1971
- 夜駆ける
- 街・ういういしい愛
- 凶作
- 美しい兇状
- 西船橋へ!
- 血のしずく
馬もアルコールも――1972~1977
- 暮れて行け
- 菜の花
- 六月の酔い
- 赤ちゃんの声がきこえる
- カマキリ
- 海と酒場
- 急げ! このヒゲ
- 冬にて
- 東京の雪
- 本郷東片町
- 野方駅下車
- 食卓から見ている
- 海にみつめられて
- アルコール
未刊詩篇――1977~1982
- 食欲のレッスン
- 津軽を想う
- 商店街
- 鶏を煮る
- 残暑御見舞
- きたねえ海
- 西落合のオリーブの実よ
- 小サナ巻貝ヨ……
- あの子らの秋
栞『八木忠栄詩集―1960~1982』によせて:岩田宏、谷川俊太郎、岡井隆、吉増剛造、平出隆、白石かずこ、北村太郎