2017-09-26 夜の鐘 結城信一 結城信一 1971年3月、講談社から刊行された結城信一(1916~1984)の短編小説集。装幀は駒井哲郎(1920~1976)。 この三年ほどの間に書いたものの中から短篇七つと小品二つとを、ここに選んでみた。 読返してみて私は、これは多分挽歌のれん作といふものであらう、と思つた。一作一作を書いたあとに、軀の奥から滲みでてきた重い徒労感が、なまなましく今よみがへつてくるのである。 この作品集が自分にとつてどういふ意味を持つものなのか、不安と躊らひの思ひがなくもない。(「あとがき」より) 目次 山の池 バルトークの夜 冬木立の中で ボナールの庭 山のあかり セザンヌの山 夜の鐘 落葉亭 木の扉 あとがき NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する