1930年11月、萬里閣から刊行された辻潤のエッセイ集。画像は裸本。
目次
- 巴里の下駄
- え゛りと・え゛りだす
- 榛名丸の三等船室より
- やつと三分の一
- さまよへるギタア
- 新手の刺靑氏
- Three Monkeys
- 巴里の十日間
- 高いマツチ
- 南方旅館
- あんち・もごるぬ
- 此處が巴里か
- 葡萄酒と大菩薩峠
- 十三時
- 日本がいいよ
- 無軌道電車
- ギヤルソンヌ
- そうですかね
- ドームとエレンブルグ
- 子供の居ない巴里
- 按摩上下二百文
- 巴里のセムシ
- うるさいブール・ボアール
- 無想庵との邂逅
- 西洋から歸つて
- 歸朝漫談
- 巴里コンニヤク問答
- 絕望の書
- ものろぎや・そりてえる
- ふらぐまん・でざすとれ
- どりんく・ごうらうんど
- 幻燈屋のふみちやん
- 陀々羅行脚
- 博多から長崎まで
- 島原と天草のグリンプス
- かれ等果して何を求めつつありや?
- うんざりする勞働
- 書齋以外
- 無想庵のブロフイル
- Mの出家とIの死
- インキ壼のタイタン
- 「虚妄の正義」
- メカマをちどる
- ふわんたじあ
- こんとら、ちくとら