1967年1月、宝文館から刊行された朗読向け詩集のアンソロジー。233篇収録。編集は西脇順三郎、長岡輝子、南江治郎、福田陸太郎、佐川英三。装幀は岩満重孝。
目次
- 秋の流域
- 山頂
- 花のやうに
- ひぐらし
- 富士
- 富士
- 鶴岡八幡宮
- 沈丁花
- 若もの
- 蒼い馬
- 死業
- 非常の座
- みずすまし
- 六月
- 狐
- 春の夜
- どぜう
- 年月
- 落葉
- 今日の終りに近く
- モナリザ
- 蓬莱
- 旅愁
- 狂気の日
- 一匹の肉
- 白い杖
- 漂う……
- 待つ……
- 現象
- 風にしたためて
- こもりうた
- 春の会話
- 秋はものの色うすく
- 孤独の壺
- 花売り
- 老人と鳩
- 忘れた秋 一
- 忘れた秋 二
- 編む
- からすKAKAの歌
- 少女
- 将軍
- 若葉のうた
- 鬼
- 飛翔
- 風
- 涙
- 車輪の夢
- 釣橋
- 春の旅
- 流れ
- 貝
- 愛のとき死のとき
- るふらん
- わかい娘に
- メナム河よ
- 地球の音
- 柿の娘
- 鐘の歌
- 鎮魂曲
- 小鳥の血
- 切株のある風景
- 春の終り
- 相聞の果て
- 石の肌
- 魚
- かくれんぼ
- 焔について
- この夏の最後の詩
- 私の足に
- 故郷へ
- 初夏の旅
- 雨
- 旅人
- 紙風船
- 海
- てのひらの風景
- 鎮魂歌
- 生に就いて
- ひぐらしのうた
- 委託
- ナワ飛びする少女
- 漂流
- 漂泊の歌
- アイヌの踊り
- コタン落陽
- ああたはこころに
- 恋のミステリー
- その言葉
- この春
- 蝶の日
- 白夜
- 布哇の海
- 逝く夏
- サビタの花
- 忘却の手袋
- 書と琴
- 氷雪気候区
- 連禱
- 衣里に
- 笛吹川
- 耳鳴りのうた
- お風呂
- 藤の花
- こがらしについて
- ヒロシマ・わが幻
- 叱る
- 西鶴の墓
- 十字架
- 枯野の雀
- 不忍池畔
- 老婆の死
- あやめの花の咲く頃は
- みかんと魚の匂いの町
- 哀歌
- うらなり人生
- 青イシグナル
- 山びこ
- 女
- 蕗になる
- 秋のピエロ
- 夕ぐれの時はよい時
- 恋のない日
- 海鳥
- 老鶴
- お目出度い馬鹿者ども
- 伯楽と駿馬
- その道
- 別離
- エチケット異聞
- 信濃
- シグナルのやうに
- 博物誌・しゃがの花
- 博物詩・蛇
- ゲーテの椅子
- 逃げる
- 湖
- 阿蘇
- 五本の指
- 切支丹灯籠
- 達磨石
- 富士二題
- 三陸の海辺
- 南部の子守唄
- 果樹園のこみち
- 歯には泪
- 但馬風景
- 還元
- 回想
- 春恨
- 影
- 春
- 二階から
- 茗荷谷海岸
- 欧州の夏
- ジプシーの女
- イドの歌
- 夜の電車
- 人間の夢
- 未来が見える
- 葦の地方
- 山の歓喜
- ゆづり葉
- 歩いた途
- 鳥の寝息
- ためいき
- 秋刀魚の歌
- 犬吠埼旅情のうた
- しぐれに奇する抒情
- 雞
- 漂泊者の歌
- 動物園にて
- 火星が出てゐる
- 地理の書
- 樹下の二人
- ――に
- 犬吠の太郎
- 冬の詩
- 風にのる智恵子
- 石
- とほくゆく雁
- しんじつ
- 落葉松
- 水路
- 公園の薄暮
- 秋
- 野茨に鳩
- 幸福
- 闇
- 思ひ
- 座蒲団
- 世はさまざま
- 扣鈕
- 沼のほとり
- 去りゆく五月の詩
- 山林に自由存す
- ノートルダム
- 破甕の賦
- 父の記憶
- 五月の町で
- 午後に
- 草に寝て
- 唄
- 女よ
- 汚れちまった悲しみに……
- 夏の終り
- 曠野の詩
- 青春の健在
- 黒板
- ココアのひと匙
- 初恋
- 潮音
- 永訣の朝
- 十一月三日
- 少年
- 大阿蘇
- 頬白
- 乳母車
- 閑雅な午前
- 横笛
- ガラスの中の顔
- 二つの眼
- おおぞらの こころ
- ふるさとの 山
- 雲
- 静かな 焔
- 草に すわる
- 欠題
- 愛する神の歌
- 冬の夜道
- 千曲川
- 老いたきつね
- 石の思想
現代詩の朗読について 南江治郎
あとがき
作者索引
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