1985年11月、私家版として刊行された関口彰(1945~)による詩人・大手拓次の評伝。装画は斎藤カオル。刊行時の著者の住所は千葉県印旛郡、職業は私立高校教諭。
目次
- 魔性
- 詩壇
- 象徴主義
- ボードレールと拓次
- 詩集『藍色の蟇』について
- 詩と性と
- 拓次のエロティシズム
- エロティシズムの様相
- 深遠なエロティシズム
- 美の遊行者
- 幽冥な美学
- 薔薇詩篇について
- 詩集出版の虚実
- 師弟としての白秋と拓次
- 空想の病児
- 至純と獣性
- 寂気の虫
- 詩集『白い狼』とその他
- 敗れし夢
- 詩集『九月の悲しみ』について
- 迷乱の果てに
使用テキスト及び主要参考文献
あとがきふうに