1954年10月、新興出版社から刊行された渡辺順三(1894~1972)の第5歌集。著者は富山県生まれ、刊行時の住所は世田谷区北沢。
目次
1946年
- 監視孔(九首)
- あの頃、折々(八首)
- 「アカハタ」編集室(三首)
- 第五回党大会(三首)
- ビラ貼り(六首)
- 演説会(四首)
- 風雪十年(四首)
- デモの列(六首)
- 山本宣治の墓(一〇首)
- 子らの世代(四首)
1947年
- 瓦礫の町(四首)
- 上総の海(五首)
- 東北の旅(三首)
- 君らは語る(三首)
- 党創立二十五周年(三首)
1948年
1949年
- 一九四九年を迎う(四首)
- 開票日(三首)
- 広島造船所(五首)
- 東芝堀川町工場(四首)
- 引揚者君ら(五首)
- わがふるさと(六首)
- あるとき(五首)
1950年
- 沼津のメーデー(三首)
- 七月五日(九首)
- 颱風のきざし(九首)
- 燃ゆる鶏頭(四首)
- 新宿(三首)
- 一すじの道(六首)
- 向日葵の花(四首)
- バラツク(五首)
- 地下道の浮浪児(五首)
1951年
- 宮本百合子の死(五首)
- 街に出できて(六首)
- 心乱るることありて(三七首)
- 豪雨(七首)
- 偶感(三首)
- 民族のなげき(五首)
- 祖国の膚(五首)
1952年
- 故郷の町(四首)
- 時事の歌(五首)
- 第二十三回メーデー(一二首)
- 庭の花々(三首)
- ゴム底の靴(六首)
- 七月三日(六首)
- 田植(四首)
- 日本の地図(五首)
- 選挙戦(一〇首)
- 雑草に埋つた東村(八首)
- 真正面の富士(五首)
- 銚子港(五首)
1953年
1954年
- 年頭の歌(六首)
- 花嫁(一五首)
- 手をあげさせる(七首)
- 基地九十九里(九首)
あとがき
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