1987年2月、あすなろ社から刊行された山根研一(1942~)の第3詩集。装画は菱沼真彦、装幀は浅田隆夫。著者は京都生まれ、刊行時の住所は所沢市。
目次
・PartⅠ
- 湖に窓が浮かぶ
- 考古学者と蜘蛛
- シャワーを浴びた男
- テープに絡まる男と女
- 手紙
- O嬢の手紙
- 酒呑みの男
- 向日葵
- 手が足になり
- C嬢のめざめ
- Q氏の出勤
- 帰宅
- 柘榴
- お花見
・PartⅡ
- ドラキュラ伯爵
- ドラキュラ伯爵夫人
- 虫の唄
- オクサンの買物の日
- 壊れた時計
- お正月
- 核爆発 X氏の場合
- 少年と鳥
- 廃屋
- 五月の密室
- 旅
- 3日間の航海
- 葬列
・PartⅢ
- たそがれ時、インスタント食品F
- 0氏の帰宅
- ドレスを着た蛾
- H嬢の物語、Y書房より売出す
- 天使イリイッチ・レーニン地上へ
- 寓話性と諷刺と 犬塚堯
あとがき