1955年1月、詩洋社から刊行された田中規久雄(1915~)の詩集。装幀は恩地孝四郎。
目次
序文 前田鐵之助
南の海の貝がらよ
・鸚鵡の歌
- 解剖
- 精神病棟にて
- 傷魂
- 生誕
- 追思
- 雪日への追憶
- 別れ道
- 邂逅
- 鸚鵡の歌
- 筑紫野よさらば
- 送葬
- 精神分離
・旅情逸出
- 旅情逸出
- 古墳
- 国境(一)
- 国境(二)
- 国境の女
- 松花江よ
- 廃墟
・弔花
- 弔花
- 鉱泉
- 病める冬
- 独居
- 試驗
- ぶらんこ
- 冬
- 川まつり
- 秋の夜
- 川辺にて
- 想
・あんず
- 廠營の朝
- 北京にて
- 追悼
- 音信
- あんず
- 馬
- 晩夏独詠
- 戦場の秋
- 寒村
- 迫り来る秋
- 小詩
- 見送り
- 真夏
- 雪の日
- 秋に唄ふ
- ひるがお
・葬歌
・静かなる眉
- 父と子
- 門出
- 賦
- 孤立
- 静かなる眉
- 母に打ちあけるさゝやき
- 我々の部屋
- 家
- 母に捧ぐ歌
- 愛情
- 母の聖歌
- 望郷
- 生活
- わたしの生命
- 故郷
後書