1919(大正8)年5月、文武堂書店から刊行された室生犀星(1889~1962)の第4詩集。装幀は恩地孝四郎(1891~1955)。画像は裸本。
目次
- 自分の本道
- 永久に
- ひきずり落した天國
- 散歩
- 小さい家庭
- 春の開始
- まだ知らない友
- めぐみを受くる
- 深い孤獨の中
- 若葉はもえる
- 寂しき日
- 郊外の電車
- 郊外の春
- 心の遊離
- 宇宙の一部
- よき友とともに
- 犬
- ある日
- 坂
- 見へない人格
- 露西亞を思ふ
- 音樂會の後
- ある夜のこと
- 安息日
- 夏の日の思ひ出
- 生涯の仕事
- ノオト
- 「時」
- 「本」
- 詩と音樂
- 疲れた日の友情
- 世界の涯
- 山間の旅舎
- 筑波山の山ふところ
- 自分のそだてた菊
- 蜂の巣
- 詩一つ
- 秋の日の合唱
- 初めてカラマゾフ兄弟を讀んだ晩のこと
- 汚はしい詩の一章
- 冬の日
- 書齋
- ある夜明
- 靑桐の木
- 祝福されるもの
- みな休息して
- 寂しく歸へる
- 街にて
- 冬
- 孤獨は精神に
- たのしい宇宙の饗莚
- よき心に照らされて
- 一つの陶器
- 月をながめて
- 草原
- オブローモフの生涯
- 感想詩二つ
- 生活の頂
- 三月のある晩
- 苦しめる一人
- 街にて
- 生活の喜び
- 午後
- 休養
- 曙光をめざして
- 招かれるもの
- 地上の春
- 春の雪
- 益しない人格
- 感想詩
- 苦しみ惱み
- 冬の晩方
- 寒土
- 毒矢の立つた花
- 心
- 幸福
- 辿りつく
- 附録
- トルストイによつて表はれたる女性
- ドストイエフスキイに描かれたる女性
- 永久の表現
- 寂しき人人の生涯
NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索