1989年3月、ベルデ出版社から刊行された増岡敏和の詩集。表紙は宮本勝夫。
目次
・静寂の螢
- 螢
- 花びら
- 妹
- 祈り
- 長い一日
・燃える芝
- 燃える芝
- 童女
- 鶴
- 広島にて
・むかしの恋唄
- 炎をみつめて
- 丘の上で
- 距離
- 夜汽車
- 絵
・華やぐ息子
- 突然の電話
- 仙台の娘
- その後の会話から
- 祝い歌
・夏の回想
- 出没
- 道
- 鬼の棲む家
- 川風の入る部屋
・故郷喪失
- 対面
- 死に近き母
- 尊い朝
- 菜の花
- 遠い夕景
- ずれた緯度
- ふるさと
・荒ぶる日に
- 早春の日射しのなかを
- 危うい日
- 曇天
- 断崖のあけび
- 雲の上で
- 軋む戸
・飛ぶ種子
- さあ始めなければ
- 飛ぶ種子
- 冬の太鼓
- 冬の虹
- 薔薇の木
- 機関紙編集担当者に
- 今日一日が日だから
あとがき