1977年9月、青磁社から刊行された草鹿外吉(1928~1993)の第2詩集。著者は鎌倉市生まれのロシア文学者。装幀は吉田穣治。
目次
Ⅰ
- きずあとのおはなし
- 去る
- ヨーロッパの旅からの二篇
- 郵便屋さん あんた……
- とびだしていった心
- 湖水
- 知ってほしい
- とどかなかった電報
- 電話
- 祈り
- 墓
- 襲来
- 海と太陽
Ⅱ
- そのことのあるのを
- 一定の関係
- ぼくらの世代
- 主義にあった話
- ターニャのことは話さないで
- 明け方の客
- きみを救えぼくらよ
- 現実は哲学的である
- インティ・イジマニの六人に捧げる詩
- ぼくらはかわらない
詩の楽しみ
あとがき