2012年2月、澪標から刊行された山中従子の第1詩集。装幀は倉本修。刊行時の著者の住所は堺市。
目次
Ⅰ 私の死体と
- 出会い橋
- 置き去り
- 青空
- バケツ
- 農家
- 大通り
- 春
- 白
- 刃
- 紐のような
- 遊園地
- 枝
- ブランコ
- 甲板
- ビル
- 墓地
- 落ち葉
- 信号
- 道
- 雨上がり
- シーソー
- 外科病棟
- 校舎
- 雲
- 砂川
- 携带電話
- 釣り針
- パネルの部屋
- 靴
- 蔵王高原
- イチョウ並木
- 岩
- ロープウェイ
- 夕陽日
- 満開の桜
Ⅱ 死体のひとり言
- 繭
- 河
- 瀬戸内海
- 海底
- 秋
- 花
- 風鈴
- その場所
- 椅子
- 遺跡
- 足裏
- 沼
- 仮面
- ドライブ
- 病気
- トンネル
- ノースポール
- 鳥
- 板
- 闇
- 夜
- 火事
- 砂漠
- 太陽
- シャボン玉
- 安息地
- ビニールハウス
- 曽爾高原
- 季節
- 飛翔する眼鏡
- 冥王星
- 川
Ⅲ ミイラになって
- 夢
- この中に
- サラセニア
- 温室
- 水と遊ぶ
- 希望
- 命令
- 等身大の幼虫
- 寝室
- 交わる
- 顔
- 水中歩行
- 月
あとがき