1959年2月、五月書房から刊行された伊藤永之介(1903~1959)による民話集。装幀は滝平二郎。
目次
- 第一話 長者と馬喰
- 第二話 継母
- 第三話 天狗
- 第四話 葦を苅る男
- 第五話 飯を食わない女房
- 第六話 借りて来た猫
- 第七話 炭焼長者
- 第八話 犬吠森
- 第九話 手のない娘
- 第一〇話 雑煮と飯
- 第一一話 物知り太郎
- 第一二話 二人の泥棒
- 第一三話 毒キノコ
- 第一四話 馬の仇討
- 第一五話 動物の話
- 第一六話 稲二把
- 第一七話 狐の話二つ
- 第一八話 五助の手柄
- 第一九話 イワシの話
- 第二〇話 逆立ちの名人
- 第二一話 かための盃
- 第二二話 雪女
- 第二三話 倒れた所で土をつかめ
- 第二四話 猿次郎と作男
- 第二五話 太郎兵衛鴨
- 第二六話 瓜生女子と天邪鬼
- 第二七話 二人の爺さん
- 第二八話 狐をばかした話
- 第二九話 得兵衛どんの獲物
- 第三〇話 鶴
- 第三一話 鷹の湯
- 第三二話 竹林
- 第三三話 三人の女
- 第三四話 虎の威を借る小役人
- 第三五話 熊を拾った男
- 第三六話 緋鯉
- 第三七話 無慈悲
- 第三八話 ちゃぐちゃぐ馬
- 第三九話 粟と魚
- 第四〇話 紅蓮
あとがき