1999年3月、春秋社から刊行された小山貴子(1951~)による尾崎放哉の評伝。著者は静岡県生まれ、刊行時の職業は大阪府立高校教諭。
目次
はじめに
一 放哉と芳衛
- 出会い
二 二人と従兄
- 上京
三 求婚と断念
- 求婚
- 舟遊び
- 断念
- その後
- 芳衛に送った俳句から
- 1恋の句
- 2日常の生活から
- 3旅先から
- 4虚構の作
- 書簡より
四 鉄耕塾へ
五 江ノ島行き
- 江ノ島行き
- 再上京
六 「芳哉」から「放哉」へ
七 放哉の結婚
- いきさつ
- 馨という女性
- 会社員時代の句
八 放哉と馨
- 妻を詠む
- 無一物以前より
- 無一物以後より
- 放哉と馨
九 芳衛の結婚
- 芳衛と馨
十 二人をとりまく人々
- 澤静夫
- 荻原井泉水
むすび
主な参考文献
尾崎放哉略年譜
あとがき