2022年12月、編集工房ノアから刊行された橋田繁文(1951~)の第1詩集。著者は奈良県天川村洞川生まれ、刊行時の住所は吉野郡吉野町上市。
目次
Ⅰ
- 春の時計
- 西陣界隈
- 証(あか)し
- ツェランよ
- 四十雀(しじゅうから)
- 夏蟬はうたう
- 帰路
- 室内
- 花
- 星屑
- あお空
- 耳を澄ませて
- きみに 小さかった比文に
- そら
- 冬日(ふゆひ)
- 炭を焼いた日
- 面影
- グレーでいい
- 客
- スケッチ
- 茫々
- 星をすくう
- いわつばめ
- わたし
- 閉鎖系
- 欠片(けっぺん)
- 日月
- 小感慨
- 少年
- 某月
- はなの歌
Ⅱ
- 春の仕掛け まふみと散歩したとき
- 六月は
- 夏の終わり
- 孟秋の午後 富士正晴に
- 別れに 廣重聰をおもう
- 青
- 冬がきたよ
- へんきょう
- 雨の日に
- 対話する
- ンメという女(ひと)
- ちいさなちいさな 多津に
- ある夜
- ひる下がり
Ⅲ
- きみの声 (歌)
- ねこねこ寝る仔(歌)
詩集『スケッチ』に寄せて 直木美穂子
あとがき