2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
1959年6月、新潮社から刊行されたアラン・ロブ=グリエ(1922~2008)の長編小説。翻訳は白井浩司。 目次 いま、柱の影が いま、南西の柱の影が とかされた髪に沿って 谷間の底で いま、二番目の運転手の声が いま、家は空だ 家中が空っぽだ 剝げ残った灰い…
1948年10月、新日本文学会から刊行された小池富美子の短編小説集。装幀は大澤二郎。 目次 煉瓦女工 救濟事業部雜記 足跡 長女 籔入り 家出の子 寄席小屋 隣近所の十ケ月 解說 岩上順一 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1966年2月、白水社から刊行されたクロード・シモン(1913~2005)の長編小説。翻訳は平岡篤頼。新しい世界の文学32。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1913年12月、岡村盛花堂から刊行された岩野泡鳴の長編小説。文芸叢書2。画像は裸本。(国会図書館デジタルコレクションは落丁本)。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2021年9月、思潮社から刊行された桑田窓(1970~)の第3詩集。著者は長崎市生まれ、刊行時の住所は佐賀市。 目次 未完成 終着(闇夜) 始発(薄明 一度きりの航路 雨の向こうの時計店 遠い河畔 空色の転出届 この惑星の組曲 雲の上の停留所 ユングフラウ さらば…
2018年10月、思潮社から刊行された桑田窓(1970~)の第2詩集。著者は長崎市生まれ、刊行時の住所は佐賀市。 あたらしくオープンしたビルや塗り立ての大通りには「きれいな見た目の若者以外お断り」と、大きな横断幕が掲げられている。 そのアーチをくぐり「…
2017年9圧、ふらんす堂から刊行された丸田麻保子(1969~)の第1詩集。装幀は和兎。栞は福間健二「夢の詩」。 目次 1 その場所で ドクダミ 川の淵に その場所で 森のカラス 水を運ぶ あかるい時間に 2 縦のままで きょうだいは 餃子物語 一月 詩集を買いに…
2018年2月、鳥影社から刊行された関口彰(1945~)の短編小説集。装画は佐藤忠弘、装幀は加藤光太郎。表題作は詩人・下村康臣がモデル。 目次 散華の木 授かりものの李朝 業苦の恋 Ⅰ窓下の花 Ⅱヒースの丘 Ⅲ赤い登山帽 Ⅳ氷原の火 Ⅴ天罰のしずく Ⅵ同人誌「碧鈴…
1983年8月、観相社から刊行された水原昇の詩集。 目次 ・『白い堡壘』より 逝く秋の歌 感傷的な唄 かなしく雨が降る 夜の夢のラルゴ ・『おるがんの唄』より 満月の短章 渡り鳥の来る頃 傷ついた愛の歌 鷹の唄 彫られざりし墓碑銘 春の雲のほとりに ・『戦中…
2002年10月、編集工房ノアから刊行された安水稔和(1931~2022)のエッセイ集。カバー絵は菅江真澄の旅日記「えみしのさえき」より。撮影は須藤功。 目次 Ⅰ 記憶めくり 真澄の最後 花の行方――『菅江真澄民俗図絵』 山市――『菅江真澄民俗図絵』 氷渉(わた)…
1995年10月、短歌新聞社から刊行された木島茂夫の第7歌集。冬雷叢書第77篇。 目次 昭和六十年(五七首) 昭和六十一年(六六首) 昭和六十二年(六八首) 昭和六十三年(六九首) 平成元年(八五首) 平成二年(六六首) 平成三年(五五首) 合計四六六首 あ…
1986年4月、短歌新聞社から刊行された木島茂夫の第6歌集。冬雷叢書第57篇。 目次 自序に代へて 木島茂夫 昭和四十六年(八一首) 昭和四十七年(八三首)) 昭和四十八年(八八首) 昭和四十九年(一〇二首) 昭和五十年(九〇首) 昭和五十一年(一〇〇首)…
1994年12月、短歌新聞社から刊行された大山敏夫の第4歌集。冬雷叢書76篇。 これは『感情交響』に続く私の四番目の歌集で、配列はほぼ発表順だが、あまり意味を感じないので、発表年の記載は省略した。 歌集名は、ひそかに愛読した白川静氏の書のなかに「もの…
1987年10月、短歌新聞社から刊行された大山敏夫の第3歌集。冬雷叢書第60篇。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1991年11月、麥笛書屋から刊行された福田清人(1904~1995)の句集。限定500部。 目次 自序 俳句 杉並冬日 諒闇の巷 妻日赤入院 妻の死 菩提樹 雪富士 長崎港口蔭の尾島 四月の井の頭池 帰郷 平成三年 米寿感慨 日記より 奥利根・山峡の句碑 俳句関係著書 あ…
1982年3月、現代俳句協会から刊行された田川飛旅子(1914~1999)の第6句集。現代俳句の100冊8。 句集『薄荷』は私の第六句集に当る。現代俳句協会の新らしい企画『現代俳句の一〇〇冊』の一冊として加えられたことは光栄である。私の俳句の全貌を知って頂く…
1986年9月、永田書房から刊行された青木吉文(1946~)の短編小説集。装幀は李友唯。著者は神奈川県生まれ、刊行時の職業は青山学院大学講師。 目次 蝙蝠の悲しみ 或る「青春」の一齣 再会 登攀 生きる ある対話 崩壊 夜の邂逅 闇の奥 あとがき NDLで検索Ama…
2005年9月、ワニ・プロダクションから刊行された利岡正人(1976~)の第2詩集。装幀はSICHI-RI。著者は高知県生まれ、刊行時の住所は杉並区井草。 目次 猶予 潜伏 母語の行方 制空権 言葉になって 注視 悪条件 家族 早起きの人々 工事中 筋道 錯誤 明晰な傷 …
2011年10月、深夜叢書社から刊行されたみつはしちかこ(1941~)の句集。装幀は高林照太。著者は「小さな恋のものがたり」で知られる漫画家。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1993年12月、宝文館出版から刊行された鈴木俊の刺繍。装画はヨアヒム・リンゲルナッツ。 このまえの詩集が一九八二年でしたから、今度の詩集との間に十年以上も間隔をあけてしまったことになります。詩人を志す者としてこれでは話にならないとたいへん恥ずか…
2012年4月、ふらんす堂から刊行された中村梨々の詩集。装画はcoca、装幀は和兎。付録栞は川口晴美「飛び立った言葉たちはどこまででも行ける」、杉本真維子「同じ空におおわれるまで」。 目次 ロシア 指先より先にあなたにたどり着くために そんな簡単なこと…
1992年10月、あざみ書房から刊行された松井久子の詩集。 一年ほど前に、「海に降る雨」というタイトルの写真展を見た。増見芳隆という写真家が写したアイルランドの写真展である。人物、風景、動物がたおやかに美しく表現されていて久しぶりに感動した。写真…
2012年8月、紫陽社から170部限定で刊行された大江麻衣(1983~)の第2詩集。第20回萩原朔太郎賞候補作品。第46回小熊秀雄賞受賞作品。著者は四日市市生まれ。 目次 うつし絵 あたらしい恋 詩人を抱く 追いつめたい 好きなもん同士で組んで 雷恐怖症 しくじり…
1976年10月、不動工房から刊行された谷澤辿(1931~1998?)の第3詩集。著者は刈谷市生まれ、刊行時の著者の住所は刈谷市築地町。 目次 彼岸過迄 タイム・トンネル 花骨牌 魔法陣 断面の日記 記憶のために 七四年 踏絵 春は曙も不覚ず啼鳥にかき起こされし 日…
1966年9月、思潮社から刊行された奥田和代の第1詩集。表紙は丹波布。著者は兵庫県生まれ、刊行時の著者の住所は兵庫県氷上郡山南町。 目次 Ⅰ 消えた鳥 百舌(1) 百舌(2) 百舌(3) いのち しばいがはじまるぞ 化身の森 不思議な葉 ひろしま 二十世紀のお…
1988年9月、青磁社から刊行された柴田三吉(1952~)の詩集。装幀は近藤十志夫。 目次 ダダダ 均衡論 事件の日 もっと光を 弥栄 金玉抜き 離した手 Situation――八月六日の If たたかれる 西光寺山門改修 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…
1979年2月、青磁社から刊行された内田麟太郎(1941~)の詩集。著者は大牟田市生まれ。人間詩集2。 目次 Ⅰ うしか、もしか 銀心中 安楽死 行方不明 人生航路 ばー 肩書 男 お子様 救済事業 糞 生きる歓び 調和 自分 決起 科学 あれー 朝の光 数学 もしかした…
1939年10月、中央公論社から刊行された近松秋江(1876~1944)選集第3巻。 目次 子の愛の為に 夏姿 意気なこと 小猫 苦海 解説 宇野浩二 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1939年9月、中央公論社から刊行された近松秋江(1876~1944)選集第2巻。 目次 二人の独り者 夏草 伊年の屏風 解説 宇野浩二 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1939年8月、中央公論社から刊行された近松秋江(1876~1944)選集第1巻。 目次 別れたる妻に送る手紙 黒髪 狂乱 霜凍る宵 解説 宇野浩二 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索