その他詩集

海辺の私を呼び 正岡洋夫詩集

2001年11月、編集工房ノアから刊行された正岡洋夫(1950~)の詩集。装幀は粟津謙太郎。著者は大阪市生まれ、刊行時の住所は大阪市阿倍野区。 目次 Ⅰ 熱帯 雨の犬 緋文字 スピノザ ドッグウッド 40 ウォーター・フロント 戦争 ベスナル・グリーン 巡礼 秘か…

イボン 岩﨑風子詩集

2003年9月、思潮社から刊行された岩﨑風子の第2詩集。装画は著者。 目次 Ⅰ遠泳 ちづ セルバ チイ イボン タカ ライザ エン 十子(とうこ) きぬ Ⅱ砂の旅 もっと遠いところへ 働く 明日の農夫 八月の葡萄 少年の汀 海笛 今日の終わりに 貨物列車 夜盗 交響 春…

まぶしい根 佐合五十鈴詩集

2008年10月、山繭舎から刊行された佐合五十鈴(1934~)の第7詩集。著者は岐阜県生まれ。刊行時の住所は美濃加茂市。 目次 ・植物考 花の季(とき)を前に 四月の水辺 種子 根は 待つ タンポポの種子が 七月の水辺 まぶしい根 明るい方へ ヒメジョオンが一本…

黄色いバスを待ちながら 乙益由美子詩集

1978年9月、紫陽社から刊行された乙益由美子(1957~)の第1詩集。装画は勝田美代子。著者は熊本県生まれ、刊行時の職業は大学生、住所は豊島区西池袋。 目次 モデルハウス 木の路 北回帰線にて 鳥詩 カナリヤ ほとり 電車 虹 上陸ノート 流れ星 庭にて 冬景…

真夜中の舞踏会 川村洋一詩集

1988年3月、青焔舎から刊行された川村洋一(1932~)の第11詩集。装画は村上善男、高橋和子、星野慶、能仲ヤツオ。著者は盛岡市生まれ。刊行時の住所は相模原市。 目次 化石群(ドリアン)の笑いのなかに 尼僧 嗚咽は笑いではなかったか めまい 真夜中の舞踏…

冬・オルフォウス頌 高橋重義詩集

1986年5月、日本図書刊行会から刊行された高橋重義(1944~)の詩集。刊行時の著者の住所は福島市宮町。 目次 喝采 秋のかなしみ くれないの秋 水準器... 隠れん慕 はだしの秋 夕陽よ 青銅の秋 測量の秋 冬の瀧 冬・オルフォウス頌 絶妙の冬 行き暮れて 星の…

いまわたしは 岩瀬澄子詩集

1971年、私家版として刊行された岩瀬澄子の詩集。 目次 チョッパンのうた 絆 夢のなかで 創造 いたわり 楽の音 幼い心 鬼は 落日 私の杖 枇杷の実 父のこと 童話異聞 その時から思い出は 愛惜 足音 会話 心よいまもわたしは あなたに向かって 夕焼のいちばん…

風声 福田万里子詩集

1965年10月、思潮社から刊行された福田万里子の第1詩集。題字は福田正人。 目次 あざみ台 荒涼 海 湖のうた みちてくるもの 言葉よ ぶどう酒 混沌から ばらのリード 四季に 四月 五月 森へ 秋 旅人 廃園 水とバラ 骨のブルース 虜囚序説 埴輪 フェニックス …

無題或いは負犬の唄 松下一郎詩集

1976年10月、黒涙社から刊行された松下一郎の詩集。 目次 ・負犬の唄Ⅰ 負犬の唄 象の唄える哀歌 理想的人間像 新・東京風物詩 スモッグ・東京 東京哀歌 幾つめかの人工衛星の歌 無題 負犬の唄 七賃・或いは合理化 銀座線撤去の唄 負犬の唄 時計 無題 眠って…

人間の塔 金子秀夫詩集

2003年1月、福田正夫詩の会から刊行された金子秀夫の詩集。装画は福田達夫、装幀は福田美鈴。焔選書。刊行時の著者の住所は横浜市西区。 詩集に収めた詩篇は、一九八九年以降現在までのほぼ十三年間に発表したものから選んだ。 本来ならば、もう少し早くまと…

直線の都市 円いけもの 芳賀章内詩集

2005年11月、鮫の会から刊行された芳賀章内(1933~)の第3詩集。装幀は内田克巳と馬面俊之。著者はいわき市生まれ。 目次 ・第一部 笑いの仮構 繰り言がつづく「ろうとれあもん」伯爵 喩のように笑った 日々 これ仮説のような 仮構 「ひとの愛」とは 雨のよ…

犀 中筋智絵詩集

2014年8月、私家版として刊行された中筋智絵の第3詩集。著者は知床斜里町生まれ。刊行時の住所は小樽市。 目次 朝を作る 妙見川 薄い夏 朝の犀 橋の在りか 秋の遠足 船形 書庫地下二階 犀と 横笛 東寺 千手観音 うすみどり 緑魔 黒い夏 海の蛍 朝の灯台守 共…

さびしい季節 石崎伶子詩集

1991年11月、関西書院から刊行された石崎伶子(1927~)の第3詩集。著者は大阪市生まれ。 目次 Ⅰ 昭和二十五年――二十七年 桔梗 風のなかを 思ひ 臆測 こだま たったひとりの クリスマス うらがれ 正月 雨の柳を 幻の人 春の灯 幻の眸 花にそむいて 眠りに ま…

鉛島 鍵岡正謹詩集

1993年7月、書肆山田から刊行された鍵岡正謹(1943~)の詩集。装画装幀は若林奮。 十年前になるだろうか、若林奮さんから一冊の画帳を手渡された。 カタログ見本帳を利用して、表裏の画面一杯に、水彩で描きだされたそれは、彫刻家若林奮の禁欲的で思索的な…

武田文章詩集

2000年3月、思潮社から刊行された武田文章(1933-1998)の詩集。小説家・武田麟太郎(1904~1946)の長男。編者は『武田文章詩集』刊行会。刊行委員は川西健介、坂上弘、鈴木啓介、関口篤、武田頴介、中堂高志、小田久郎。 目次 ・『記憶のなかの森』 まじり…

抽斗の中のイロニー 井原秀治詩集

2002年12月、思潮社から刊行された井原秀治の詩集。 目次 Ⅰ 妄想の病魔 無益な詩行 恥ずべき妄想 義眼について J'ai mal カルミナ風の悼詩 Y狂人病院幽閉者一覧 死にゆく者への慰撫詩 フローラ変形譚 君はお笑いである 来るべき女たち 保育室の中の悲劇 脳器…

かめれおんの時間 奥田春美詩集

2008年6月、思潮社から刊行された奥田春美の第3詩集。著者は香川県生まれ。 目次 ふようの家 スコール ドクダミとり はじまりからはじめる 準備 くらやみをだく 記憶のひふ あかちゃんがきた 疾走する 十一月をふんばる カラダ 泳ぐ女 広目天に恋した 「つよ…

桃花潭 野口忠夫詩集

1987年12月、ワニ・プロダクションから刊行された野口忠夫(1936~)の第1詩集。表紙は野口直子。著者は呉市生まれ、刊行時の職業は映像新聞社代表取締役、住所は柏市。 目次 ミズナギドリの死 揚羽蝶 オオミノガ あやに愛しき たゆたひ とんぽジジー ニュー…

雪山童子 おとうとに 谷口正子詩集

2007年10月、舷燈社から刊行された谷口正子の詩集。装画は清水茂。 目次 ・祈り 森 雪山童子 おとうとに 祈り 癌研究会病院の屋上で ある森の朝 どうだんつつじの家 中 有 マリアの風景 「ノリ・メ・タンゲーレ」 霧の中のボート漕ぎ これは詩ではなく、ラメ…

遠来の土産 松尾智恵子詩集

2005年12月、湯川書房から刊行された松尾智恵子の詩集。刊行時の著者の住所は枚方市。 目次 ・遠来の土産 Ⅰ 犀 蟻 ポスト 妖怪 鬼 鬼のゆくえ 鬼国 遠来の土産 そば屋で ・遠来の土産 Ⅱ 特急日本海 青森にて 白い犬 子白送り あかし 窓を開ける ウルフ・アク…

そらのは 塩嵜緑詩集

2016年5月、ふらんす堂から刊行された塩嵜緑の第2詩集。装幀は和兎。著者は大阪市生まれ、刊行時の住所は奈良市。 目次 たたむ 蝶は そおっと 巴旦杏 菊がとぶ つたえたかった ねむりこねこ 水音 桃核 史(ふひと) 太古より はろばろと だれかが残していっ…

からだかなしむひと 沢田敏子詩集

2016年3月、編集工房ノアから刊行された沢田敏子(1947~)の第6詩集。装幀は森本良成。著者は愛知県生まれ、刊行時の住所は春日井市。 目次 着地 最終講義 背の明かり 新鮮なもの 鯉の家族 あなたのおうち 初蝉 碑銘 分針のように そうして おまつりが始ま…

路傍の歌 伊達温詩集

1953年7月、私家版として刊行された伊達温の詩集。 伊達温さん。一昨年の某日、僕の旧友が来てしきりにあなたの話をした。彼はオンちゃんオンちゃんと呼んでいた。彼のこどもは、小学校であなたに教わつていたのだ。それから間もなくあなたは僕を訪ねて来た…

夜、恋人たち 塩崎英彌詩集

1990年11月、新風舎から刊行された塩崎英彌の第2詩集。 目次 仁王像 外国語 mind 辛子 指環 鈴 冬の旅 ピサロ展 相聞 花花 ソナタ 誕生日 夜Ⅰ 夜Ⅱ 夜Ⅲ 夜明け クリスマス・カロル 泰山木 冬の薔薇 クリスマス・イブ 海の顔 住処 亡命 思い出 発言 NDLで検索A…

怨念寺異聞 魔の十夜 中山幹雄詩集

1981年10月、VAN書房から刊行された中山幹雄(1949~)の詩集。著者は深川生まれ、刊行時の住所は江東区深川。 目次 魔の初夜 衆道坊主百夜騒乱(しゅどうぼうずびゃくやのそうらん) 第二夜 鐘突染乱血飛沫怨念百八行(かねのつきはじめてみだれちしぶきお…

夜想曲 藤井章子詩集

1984年2月、七月堂から刊行された藤井章子(1939~)の第2詩集。装画は新井豊美。著者は東京生まれ、刊行時の住所は松戸市。 目次 朝靄の唄 夏の朝は長い微笑 札幌生まれの二人の子供たち 苦苦しい無着色の海 ヒアシンス 一九八〇年冬 夢の中 夜想曲 祭り 雨…

人間記 吉田暁一郎詩集

1941年12月、ウスヰ書房から刊行された吉田暁一郎(1914~1990)の第2詩集。裝画は佐々木順。 目次 人間記 吉田曉一郎の文學 跋文 山田嵯峨 巻末記 吉田暁一郎 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

なるなり 姜舜詩集

1970年8月、思潮社から刊行された姜舜の第1詩集。装幀は粟津潔。 目次 序詩 ひそかな魂 清冽な朝 笛 ナルナリ 父よ 鴉 パンチョッパリの歌 北青先生 晩秋 春の野 その日うちの学校では 子供たちよ 秋の歌 苛烈な教訓 裏町の雄鶏(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) キムチ 朝鮮部落 …

地の震 絵内義彦詩集

1975年10月、深夜叢書社から刊行された絵内義彦の詩集。装幀は谷川晃一。 目次 魚族 揺れ 食 血 骨 職業 足跡 宵が池 センギョ 嵐のあと 汗 音・それは 蝕 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

信濃の子 東本春水詩集

1946年6月、樹氷詩社から刊行された東本春水(1910~1988)の詩集。著者自装。 目次 序 ・靑い芽靑い空 靑い芽靑い空 八ヶ岳 淺間山四季 入道雲 村の畠 春の原つぱ 山の墨繪 山の月夜 夜の水車 雜木林 ・麥踏み 乳しぼり お田植 ぼやとり 仔牛にのつて 山の…