2017-06-27 あたらしい手の種族 詩論1990-96 瀬尾育生評論集 瀬尾育生 1996年4月、五柳書院から発行された瀬尾育生の第3評論集。 目次 森の匂い、虫への連帯戸口の外で/蝿の苦しみ/森の匂い、虫への連帯/死後について Ⅰ 猫背の寺山修司 価値ある人生 北村太郎小論 海の変化、最後の思想詩 鮎川信夫の「死後」 中間にこのままでいること 八〇年代の荒川洋治 「通じない言葉」のために 詩時評1992 Ⅱ パラノイア・ポエティーク 暮鳥・朔太郎・口語自由詩 「詩的」イメージの形成 口語自由詩についての大岡信の所説にふれて 笑う旅人 西脇順三郎小論 影像のイノセンス 瀧口修造の書法 審判欠席 北園克衛の現代性について 寓意のなかのアジア 安西冬衛と北川冬彦 Ⅲ 日本語が笑っている 藤井貞和『大切なものを収める家』 詩論の沈黙あるいはなぜ詩と言うのか 北川透・平出隆の「詩学」 言葉のなかに姿として 岡井隆の詩論 Ⅳ 人間の美しい収容所 石原吉郎小論 強制収容所について語るということ NDLで検索Amazonで検索