1976年3月、思潮社から刊行された山本道子(1936~)の第5詩集。
ここにまとめた二十八篇の詩は、一九六三年から一九六七年に発表したうちの一部で、バッテン、凶区、ゔぇが、詩学、現代詩、現代詩手帖、歴程、無限、などに掲載された(「あとがき」より)
目次
- 絵の中の絵
- 眠っている周辺
- これだけのこと
- 闇空はほんとうにいつか晴れるか
- 見た
- なにもない
- 空のなかにつれこもうとする
- 眼の中のかたち
- 仮眠
- 日曜日の傘
- 空からの魚群
- 真昼の側面
- パセリの花
- 旅の幻影・山羊
- 女装した愛の精霊
- 魔法の終り
- こんな関係
- 手がわたしを揺り起す
- 甘美な詩
- 不在証明
- ひとつの秘話
- 階段の光景
- 幽霊の現実
- 皮を剥ぐ
- 橋は耐える
- ハトの手品師
- 動く不安
あとがき
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