2010年3月、思潮社から刊行された四元康祐(1959~)の第7詩集。装幀は井原靖章。
目次
- 庭にバラの花が……
- 言語ジャック
- 言語の密林
- メタファー博物館
- ニッポンの真意
- ごはさんで願いましては 咽喉のための練習曲
- 魚の変奏
- オノマトペな悔恨
- Show&Tell メリーさんの羊とともに
- 名詞で読む世界の名詩
- リサイクル「雨ニモ負ケズ」
- マルテの疑問と決心
- 地形論・ダンテによせて
- 夏目漱石『それから』
- 日常の象 〈シリーズ・仕草を伴う詩〉から
- 俺の「な」
- 嘱目なぞなぞ
- 傷の家系図
- 明日の運勢 コラム・マッキャン著・栩木伸明訳の小説「ゾリ』に
- それは魚ではない
- ゴッホ道
- リレー「自分の範囲」
- 「よい」について
- 食卓の上の叙事詩
- 引き出しの奥の迷宮
- その翌日は足腰が悲鳴をあげる Taubenbergにて
- 夜の弟 イスタンブールの詩人、GokcenurCelebiougluに倣って
- 記号論
- 「アートとしての詩」展企画メモ
- 現代詩漫才
- セックス・アンド・ザ・ラングエッジ
- 言葉苛め
- 声vs&文字
- 文字と叫び
- マジナイ唄
- 〈ひとり言〉のシンフォニー
- 悪態
- 詩人だったおじいちゃんの暮らしの知恵
- 預言
- 仮定法過去
- 弔文歌
- ついに書き終えられなかった一篇のためのレクイエム
- 祈り
書評等
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