2010年5月、東京四季出版から刊行された死刑囚の俳句アンソロジー。編集は北さとり。
目次
第一部
まえがき
編集凡例
死刑囚の絶句
・昭和二十四年
- 1「ひこばえ」はじまる ...
- 切実なる命
- 「ひこばえ」の起こり
- 叫び
- 死刑囚の俳句
- ひこばえ抄(一)
- 2最初の決別
- 貧しき心に
- 「大樹」八月号をとどける
- 祇風・清 決別句会
- 祇風のノンキ節
- 執行
- 先生へ
- 「許してくださいね。」
- ひこばえ抄(二)
- 3「ひこばえ」寂しくなる
- 「ひこばえ」のそだち(一)
- 浜志にみる「ひこばえ」作品
- 浜志執行
- 「ひこばえ」のそだち(二)
- 竹泥決別茶会
- 茶会を終えて
- 竹泥君へ
- 竹泥とまりの絶句
- ひこばえ抄(三)
・昭和二十五年
- 4菊生のこと
- 新しい「ひこばえ」の人たち
- 「ひこばえ」の句への反響
- 「俳句わ私の友だちです。」
- 菊生と決別
- 菊生の祈り
- 「最後の祈り」より
- たたかいとったものとあたえられたもの
- 菊生さんの思い出
- みじか夜
- ひこばえ抄(四)
- 5真実に泣けるもの
- 真実と俳句
- 俳句への感想
- 「くるべき時がまいり ました。」
- 真実
- ひこばえ抄(五)
・昭和二十六年
- 6思うこと涸れて
- 光明へ
- 極刑者の心理
- 私の場合
- 山河師宛駄稿
- ひこばえ抄(六)
- 7執行前後
- 独房の日々
- 末男処刑執行
- ひこばえ抄(七)
・昭和二十七~八年
・昭和二十九~三十年
- 9師と呼ばれて
- 私の甘さ
- 対決
- 私たちの正月
- 錠のかけられた一室――天民決別句会
- 「ご恩返しもできずに……」
- ひこばえ抄(十)
- 10たたき落とされ
- 幻影
- 窓
- 個人面会
- 弓石・竜水子決別――奇跡はあらず
- 雄鶴・一因子・秋声
- たたき落とされ
- ひこばえ抄(十一)
- 山河句抄
- あとがき
第二部
- 序文 大阪矯正管区長 古田稔
- 第二部について
- 11三四人の死刑囚の句
- 12山本ゆり女遺作・40句
- ささゆり 北さとり
- 最後に
- 更にひと言
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