1972年11月、中日詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。装幀は出岡実。
目次
- 安藤靖彦 海辺にて・ランプ
- 浅野タダヨ 梅酒
- 池内精一郎 道・ひとりの兵隊
- 石割忠夫 あの頃とこの頃
- 石川正夫 最果抄 ペカンペの村
- 伊藤成雄 噴き上る樹と僕
- 伊藤勝行 八月六日
- 伊藤正斉 穴
- 井上馨治 垣の花
- 岩瀬正雄 獣虫鳥歓喜のこと
- 臼井太衛 村の廃人
- 梅田卓夫 貝殼公園
- 大竹尹 幼い牛に
- 大矢博人 海の声
- 小川アンナ レポート直江津
- 岡崎純 極楽石
- 柏木よしお 男
- 河田忠 幕間の幻想
- 河合俊郎 ある会議
- 岸本英治 出発
- 北畠重直 夏二題
- 木津川昭夫 暗夜ニ
- 木山夕紀 鈴虫
- 久徳容支子 終電車
- 国司通 ある調査員の執務日誌より
- 黒部節子 アリスの肖像
- 小池鈴江 そのことは予期していなかった
- 小出ふみ子 虐殺の行方
- 近藤隆二 壺
- 近藤芳朗 ひとに
- 佐々木春蔵 たそがれのアリア
- 沢田敏子 靴・邂逅
- 篠田康彦 谷川のほとりにて
- 鈴木孝 パクよ!モンパルナスでた、ひとり……
- 鈴木寛一 峠
- 鈴木たける 私の街
- 鈴木哲雄 苗字考
- 鈴木好 失われてゆく湖
- 鈴木優 虚しさ
- 瀬戸応夫 囚われの海
- 高橋玄一郎 めもらんだむ
- 田中敏子 薔薇
- 谷沢辿 岩見重太郎
- 津坂治男 骨 芽ぶく
- 堤東平 モーニングサービス
- 外村竜児 恥じらい
- 冨長覚梁 月は走る
- 那須田浩 野ざらし紀行
- 中村利秋 あおみどろ
- 内藤道雄 八月
- 永谷悠紀子 日曜日のうた
- 錦米次郎 書間・Ⅰ
- 野崎善三郎 街に棲む石
- 橋本日出子 空席思考
- 平石三千夫 土曜日の午後
- 平光美都子 シクラメン・女
- 平光善久 甦る魂魄
- 藤村幸親 木についての断章
- 藤吉秀彦 闇討ちかぶりの身上くるめて
- 松下三津枝 童女誕生
- 松下享子 わたしはきえる
- 黛元男 夜の眼
- 丸山薫 牛とカラス
- 水野隆 復活
- 棟尾久子 再び ジュニィとお話しましょう
- 村瀬和子 虫の終り
- 村田修 晩夏日録抄
- 山岸重治 肥溜め
- 山田賢二 紅大陸
- 山田達雄 その人
- 山本晋二 そのさびしいひびきを聞きとり
- 山野治 どうにもならないこと
- 笠俊介 シラサギ異聞
- 若山紀子 その跫音は
- 渡辺正也 昇天
- 渡辺力 島
- 和田攻 天草・大江天主堂
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