1983年6月、リヴィエール社から刊行された松原立子の第2詩集。刊行時の著者の住所は川崎市宮前区。
一九七九年に第一詩集『ヴォルスの蜘蛛』(紫陽社)を出しました。それから一人で少しずつ書いていきました。四年後、やっと第二詩集ができあがります。今年の四月から詩誌『MTSSY』を四人の書き手と組んで、隔月刊で一年間出すようになりました。もっとたくさん書いていきたいな、と思っています。
(「あとがき」より)
目次
- 芸人
- 子供
- 夜半から朝まで
- 寂しい戦争
- ロマン
- 大女
- 陽でいっぱいの街路を歩く
- 大風の夜
- 姪っ子
- かくれんぼ
- 夢の都市建築ノート
- ゴールデンゲイトの日本人
- 叫び声
- ゆうがた、洗面所で
- 版画帳
あとがき