1929年1月、國風閣から刊行された中込純次(1906~2001)の歌集。
目次
序詩、序歌
自序
- 雪の山脈
- 途上
- 知るや君
- 時は秋
- 高臺の夕
- クラス會
- ふるさと
- 夜更
- 四つ葉
- 夏の日
- 雨が止む
- 車夫に
- ある田舍娘に
- 光と淚
- 山
- 神に創られしもの
- 日本人
- 田舍の路
- 病
- 四月八日
- みち
- 生きる音
- 笑ひ聲
- 錢湯はいい
- 山茶花
- こんな人
- 自分
- 只見て通つた
- 手紙
- 手は思ひ出せない
- 山茶花
- 進展
- 母と部屋
- 女の聲
- 電車
- 柘榴の花
- 二兒
- 黃色いチユウリツプ
- 男と花と女達
- 友の部屋を訪ねて
- 召使
- 初夏懷鄕
- 細き路
- 海の風
- わが心
- 海の風
- 波
- 夕燒
- 小春日
- 髢屋の頌
- 木がくれ
- 夢
- 獨步
- 遠足
- 野にて
- 綠野
- 筍子
- 六月
- 我が後影
- 山行
- 畫家と靑空
- 尼僧
- 逢曳
- 眼
- 車窓の花
- 瞳
- 雪の上
- 人形
- ダリヤ
- 家
- 薔薇色の空
- 秋風
- 夕虹
- 雪晴れ
- 一つの林檎
- 汁粉
- ある日の妹
- 梅雨
- 草蔭の花
- 旅と戀