2018-11-27から1日間の記事一覧

花の行方 征矢泰子詩集

1993年8月、思潮社から刊行された征矢泰子(1934~1992)の遺稿詩集。征矢は1992年11月28日に自死。装幀は征矢剛。附録栞は新川和江「生と死の修辞学―句点の打ち方」、新井豊美「生きる痛みを語った『花』」。 鎮魂歌(レクイエム)は歌わない ――Yに ほんの…

武蔵野断唱 村上一郎

1970年10月、構造社から刊行された村上一郎の短編小説集。装幀は秋山法子。 目次 武蔵野断唱 朝子 あやなくも 広瀬海軍中佐 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

終と始 福田律郎散文詩集

1957年9月、理論社から刊行された福田律郎(1922~1965)の第2詩集。 「終と始」は、現在闘病中の作者の不屈な魂が創りだした第二詩集である。作者は戦後いちはやく多くの詩人たちを結集して「純粋詩」を創刊した。それは当時の青年詩人た ちのグループであ…

徳山璉随筆集 徳山璉

1952年8月、輝文館から刊行された徳山璉(1903~1942)の随筆集。装幀は小出卓二。 徳山璉君を知ったのは、音楽歌手としてよりも、石黒敬七、高田保君らのやつてゐた風流倶楽部のユーモリストとしての方が、盛ろ多い位で、同君が戦時下に於ける明朗な存在で…