2000年2月、白地社から刊行された寺田操(1948~)の作家論集。
目次
Ⅰ 魂の旅人たち
- 1 金子みすゞ 魂の旅人
- 童謡詩人
- 金子みすゞと少女文化
- 2 中原中也 神の道化
- 歌うようにしゃべる中也とみすゞ
- 中原中也は睡れない
- 神の道化
- 3 尾崎翠 第七官界彷徨
- 幻想小説が読まれる時代
- 尾崎翠とケルト文学
- 蘚の恋情・ヒトの恋
- 4 宮沢賢治 銀河系宇宙
- イーハトーブ幻想
- 賢治の恋
- 物語・自然・贈与
- ふたつの風物語
- 5 大手拓次 薔薇のイコノロジー
- 薔薇の詩人
- ボードレールと拓次
- リルケと拓次
- 6 村山槐多 さびしい悪魔
- 槐多の百年
- 村山槐多とニジンスキー
- さびしい悪魔
Ⅱ アヴァンギャルドな詩人たち
あとがきに代えて 新しく芽吹く詩のことば