2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

洪水のきそうな朝 網谷厚子詩集

1987年4月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第2詩集。表紙は福地靖。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 だから紙飛行機を 休戦の申し込み ピラニアみたいに罪 逃れたい朝まだき アンモナイトの夢 洪水のきそうな朝 いつま…

長い時間をかけた人間の経験 林京子

2000年9月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。装画はできやよい、装幀は中島かほる。第53回野間文芸賞受賞作品。 目次 長い時間をかけた人間の経験 トリニティからトリニティへ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

椿子物語 高浜虚子

1951年9月、中央公論社から刊行された高浜虚子(1874~1959)の小説集。装幀は津田青楓。 目次 椿子物語 新橋の俳句を作る人々 國子の手紙 虹 愛居 音楽は尚ほ続きをり 小説は尚ほ続きをり NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

時という枠の外側に 網谷厚子詩集

1977年6月、国文社から刊行された網谷厚子(1954~)の第1詩集。著者は富山県生まれ、刊行時は茨城大学4年生。装幀は鈴木道子。 目次 時という枠の外側に 青いままで うめつくせない空間に つれづれなるままに パスストップで 袋小路にあるアトリエのトルソ…

おさきに 林京子

1996年10月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。装幀は中島かほる、装画は清水美三子。 目次 おさきに それは それは ご先祖さま おばんざい まち NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

羊歯  斎藤喜博歌集

1951年8月、草木社から刊行された斎藤喜博(1911~1981)の歌集。 目次 ・一九三五年(昭和十年) 病後 (十首) 海棠の花 (十二首) 合歡木(七首) 睡蓮 (四首) 別離 (四首) 折にふれ (七首) ・一九三六年(昭和十一年) 春を待ちつつ (十三首) 日常吟 (八首) 折々 …

球形の卵 大塚欽一詩集

2011年2月、土曜日術出版販売から刊行された大塚欽一(1943~)の第8詩集。 昨今は生きるのがたいへん難しい時代になっているようです。これは私たちがいままで経験したことのない時代の流れです。ソドムとゴモラは別にしても、かつては自然が人間存在を圧倒…

希望 林京子

2005年3月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の短編小説集。 目次 収穫 ぶーらんこ ぶうらんこ ほおずき提灯 希望 幸せな 日々 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

空と筏 梶原礼之詩集

1995年12月、レアリテの会から刊行された梶原礼之(1939~)の第4詩集。レアリテ叢書35。著者は朝鮮興南生まれ、刊行時の住所は新潟市。 第四詩集になる。作品の創作期間は'75年から'90年にかけて、わたしの36歳から50歳までである。今までの詩集のなかでは…

続・赤いチョーク ある少女たちの詩 金堀則夫編

1988年3月、漉林書房から刊行された女子少年院収容者のアンソロジー詩集。装幀は田川紀久雄。 目次 わたし 中本文 汽車 宮下麻希 審判 伊豆光恵 心の傷跡 南加奈永 どうするだろう 宮沢麻子 YOU 北原裕理 美辞麗句 松本芳美 わたしと覚醒剤 伊東ゆき 友人へ …

青春 林京子

1994年2月、新潮社から刊行された林京子(1930~2017)の長編小説。挿画は有元利夫。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

基督の店 平居謙詩集

2001年9月、ミッドナイト。プレスから刊行された平居謙の詩集。装幀は土田省三。Midnight press original poems3。 目次 基督(キリスト)の店 かっぱラーメン 猿以上のものに捧ぐ おれたちはすべての夏に 洋服屋 ストリップ劇場 のんき者の詩 POEM CHIPS 彼…

狂った髭 飯沢匡

1956年3月、筑摩書房から刊行された飯沢匡(1909~1994)の短編小説集。「腸詰奇談」が第29回直木賞候補。 目次 ベロー博士の贈物 狂つた髭 罐詰の中の声 腸詰奇談 日本陥没 ゴジラ鳩 物体嬢 招く粉 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

老いた子が老いた親をみる時代 林京子

1995年5月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)のノンフィクション。介護ルポ。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

龍詩集 1989

1989年12月、沖積舎から刊行されたアンソロジー詩集。著者代表は大滝清雄。企画編集は龍詩社。装幀は藤林省三。 目次 <詩> 相田謙三 老人哀歌 春の雁 阿部正栄― 高原 ひこばえ 石川宏 晚秋 存在 OPERA 石下典子 水棲の蝶 加瀬昭 森へ 森へ 金沢星子 母の日…

シングル・ノート 増田みず子

1990年8月、日本文芸社から刊行された増田みず子(1948~)のエッセイ集。付録栞は島弘之による著者インタビュー。 「シングル・ノート」という題名に、別に深い意味はありません。特に、独身者の記録、というような意味をこめたつもりは、まったくないので…

やすらかに今はねむり給え 林京子

1990年6月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の長編小説。挿画は司修、装幀は中島かほる。第26回谷崎潤一郎賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

有刺鉄線 本田晴光詩集

1978年8月、もぐら書房から刊行された本田晴光(1911~)の第3詩集。著者は福岡県生れ、刊行時の住所は熊本県松橋町。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

天鼓 一丸章詩集

1972年6月、思潮社から刊行された一丸章(1920~2002)の第1詩集。題字は野中朱石。第23回H氏賞受賞作品。著者は福岡市生まれ、刊行時の住所は福岡市。 これらの詩篇の殆んどは、昭和四十年頃から四十二年春にかけて書き進められた。だがその日頃は、二十年…

予定時間 林京子

1998年11月、講談社から刊行された林京子(1930~2017)の長編小説。装幀は毛利一枝。挿画は劉抗「スリッパ」。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

空室あり 富永滋詩集

1981年8月、沖積舎から刊行された富永滋の詩集。装幀は大山記糸夫。 目次 やめた男 荷担 正常圧 ともあれ食事 万力 界隈 応えろ 卵は生きている 沈む家 酔狂伝 浮浪 ドライバー 梨のつぶて 魚類 空室あり 早春賦 唐崎まで 南平台 NDLで検索Amazonで検索日本…

夏の夜の夢 岡本かの子

1937年11月、版画荘から刊行された岡本かの子(1889~1939)の短編小説集。版画荘文庫23。 目次 夏の夜の夢 川 決闘場 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

南果集 村上菊一郎詩歌集

1983年8月、村上数枝の私家版として刊行された村上菊一郎(1910~1982)の詩歌集。切り絵装画は金子静枝、構成は飯村和子。著者は広島県三原市生まれ、ボードレールの翻訳で知られるフランス文学者。 村上が亡くなって半年あまり過ぎ、ぼつぼつ遺品の整理に…

旅の賦 浅井美代子詩集

1991年12月、白地社から刊行された浅井美代子(1930~)の第1詩集。付録栞は中塚鞠子「三人で家族」、倉橋健一「いのちの初夜」。著者は大阪府千早赤阪村生れ、慢性関節リウマチによる身体障害者。刊行時の住所は岸和田市。 ちっぽけな一冊を出すことになり…

世界の片側 山内清詩集

1982年6月、鳥語社から刊行された山内清の第7詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 目次 せかいの片側 てん末書 ガラスのまち こわい眼 た・そ・が・れ・コンサート 駅舎 少女 重いそら 午後3時5分前 ついらく 雲 ふたりの果物屋 こども大運動会 冬のひ…

DNAのパスポート 香川紘子詩集

1996年7月、あざみ書房から刊行された香川紘子(1935~)の第4詩集。扉写真は神山恭昭。第4回丸山薫賞受賞作品。 ここに、「詩学」「gui」「言葉」「愛媛総合文化祭・現代詩大会作品集」に載せたものを中心に二十八篇を集めた。 前詩集『幸福の尺度』の詩稿…

夏の日のこども 山口澄詩集

2002年5月、ミッドナイト・プレスから刊行された山口澄の詩集。装幀は土田省三。Midnight press original poems 5。 目次 ・あどけない話――父・娘― 短詩1 短詩2 短詩3 短詩4 ・花 短詩1 短詩2 短詩3 短詩4 ・火加減 短詩1 短詩2 短詩3 ・夏の日の…

アンリ・ルソーの絵のなかへ 見えなくなる一日 山内清詩集

1978年5月、私家版として刊行された山内清の第6詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 心臓をしめつけてくる苦しい会話が毎日つづく・自分ではどうにもできない自分と他人と日常へ向けて――したたかなたんかをきりたいために――私は詩を書いているのかも知…

津軽<明朝舎>101発 村上善男

1992年3月、北方新社から刊行さrた村上善男(1933~2006)のエッセイ集。写真は筆者。著者は盛岡生まれ。 この小冊は、ここ三、四年に渡って、画業のかたわら各誌・紙に寄せたエッセイをまとめたものである。前著の続編というよりは、並列の作業として見て…

交叉点をめぐる緒論 小林俊次詩集

1984年7月、銀河書房から刊行された小林俊次(1949~)の第1詩集。著者は山形市生まれ、刊行時の住所は葛飾区。 目次 Ⅰ 死に絶えた<わたし> 身体の諸器官は Kに関する挿話 喉から空洞へ(あるいは空洞から喉へ) 浮遊する眼 島 皮膚の河 最後の言葉 Ⅱ 影 …