1989年12月、沖積舎から刊行されたアンソロジー詩集。著者代表は大滝清雄。企画編集は龍詩社。装幀は藤林省三。
目次
＜詩＞
- 相田謙三 老人哀歌 春の雁
- 阿部正栄― 高原 ひこばえ
- 石川宏 晚秋 存在 OPERA
- 石下典子 水棲の蝶
- 加瀬昭 森へ 森へ
- 金沢星子 母の日 月
- 菊地啓二 骨拾い
- 木村利行 山椿
- 幸田和俊 エーゲ海の風 解体
- 佐久間隆史 新宿南口、榊原記念病院
- 斋藤義央 開墾地
- 篠崎勝己 イノセント
- 下山嘉一郎 楽屋
- 杉山満夫 家 土
- 鈴木正和 Y村半夏生のころ 盂蘭盆まであと数日
- 瀬谷耕作 ふくろう廻文
- 高島清子 オレンジ 白蛾抄 伝言
- 長久保鐘多 それでも父は
- 野沢善子 ウインターブル
- 芳賀章内 つくる
- 藤庸子 乾いた街
- 星圭之助 八月の風に いのちの火
- 真尾倍弘 ー戦争抄― 季節
- 丸地守 透視法その他公園
- 丸山勝久 島
- 三国朱鳥子 花み堂のたそがれ 耕すひと
- 村山秀子 花氷
- 森戸克美 ドローイング
- 山田野理夫 蝦夷地 POET WEARING BLACK (ジョン・ソルト訳)
- 大滝清雄 抒情 家
＜エッセイ＞
- 長久保鐘多 時間の外出
執筆者略歴
あとがき
