1985年2月、潮文社から刊行された中畑信雄による並木秋人の評伝。カバーは星襄一。
目次
- 生い立ち(明治二十六年―明治三十二年)
- 出生―父系 母系―生母との生別―義母の入嫁
- (図版)三島家と東北新幹線 三島家系譜
- 少年時代(明治三十二年―明治四十年)
- 生母の再婚―日露戦争―二本松小学校卒業
- (図版)生家客間の肖像高田橋より見た阿武隈川
- 青春時代(明治四十年―大正二年)
- 独学―「詩歌」に入るー家出ー「アララギ」に入る
- 東京時代前期(大正二年|大正十年)
- 近衛入隊―恋愛―長谷川清と結婚―田山花袋に師事
- (図版)歌集「巣藁の卵」
- 東京時代中期(大正十年―昭和三年)
- 「常春」創刊―文筆生活に入る―関東大震災―清と別居
- (図版)歌集「穂明」改造社「現代日本文学全集」より
- 東京時代後期(昭和三年―昭和十二年)
- 「ひこばえ」創刊―関西旅行―「短歌日本」「短歌祭」創刊―木曽行脚
- (図版)木曽行脚の秋人
- 横浜時代(昭和十二年―昭和十七年)
- 廃嫡―「走火」創刊―第一回九州行―大和聖蹟踏査―第二回九州行
- (図版)秋人の経営歌誌
- 平塚・秦野時代(昭和十七年―昭和二十二年)
- 荒井文と結婚―皇陵巡拝―太平洋戦争終結―大和行
- (図版)秋人系譜一秋人系譜二
- 箱根時代(昭和二十二年―昭和三十一年)
- 広島への従学―未成自然説―「短歌個性」創刊—帰郷と大和行
- (図版)回覧誌の一部 法隆寺駅前にて
- 終焉(昭和三十一年)
- 雪舟との出合い―急死―結語
- (図版)早雲寺の秋人墓
年譜
後記