2022-06-12から1日間の記事一覧

植木曜介詩集 植木曜介

1971年8月、北方新社から刊行された植木曜介(1914~1971)の遺稿詩集。編集は植木曜介詩集編纂委員会。著者は弘前市生まれ。 植木曜介は天性的に詩人の景質をもっていた。彼は昭和八年、二十歳のころから詩を発表したが、その作品はナイーブで、美しい抒情…

井戸のなかの魚 瀬谷耕作詩集

1969年11月、黒出版社から刊行された瀬谷耕作(1923~2014)の第2詩集。著者は福島県西白河郡生まれ、刊行時の住所は水戸市。 田植えの夢を見たから、と母はよく仏壇に線香を立てた。田植えの夢はわるい夢とされていたのである。なぜ凶夢であるのかは言わな…

哀しく 美しく 八木道雄詩集

2003年6月、私家版として刊行された八木道雄の第5詩集。 目次 生きつづける 位置を知る ここにいるよ ただひとつの目にのみめざめ 喪われる 息絶える 桜の枝をゆさぶることは…… 構造物 噛みつぶす 中心 ただ 行為だけが…… 探されたい 秋の歌 型の世界 みんみ…