遠丸立もまた夢をみる 失われた文芸評論のために 愛敬浩一

 2022年2月、洪水企画から刊行された愛敬浩一(1952~)による遠丸立(1926~2009)の評論集。装幀は巖谷純介。詩人の遠征12。


目次

プロローグ

  • 1 なぜ<吉本隆明論>か?
  • 2 <ドストエフスキー論>へ
  • 3 『恐怖考』を読む
  • 4 『死の文化史』を読む
  • 5 『記憶の空間』を読む
  • 6 その<詩と批評>とは?
  • 7 埴谷雄高か、深沢七郎か――エピローグに代えて
  • (付) 見える恐怖と、見えない恐怖――遠丸立『恐怖考』を振り返る

遠丸立についての簡単な年譜

あとがき