2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三太郎 正木不如丘

1933年12月、春陽堂から刊行された正木不如丘(1887~1962)の随筆集。 目次 灰色の幕 お歯黒蜻蛉 善光寺 桐畑 春より春へ 青竹 庄屋のお客 蓬 世間への眼 立志 回顧 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ロビンソン・ジェファーズ詩集 中島完訳

1969年7月、思潮社から刊行されたロビンソン・ジェファーズの詩集。翻訳は中島完。表紙写真はジェファーズの住んでいたトア・ハウスとその周辺(訳者撮影)。現代の芸術双書32。刊行時の翻訳者の職業は帝塚山大学講師、住所は枚方市。 目次 Ⅰ・一九四八 キャ…

櫛 鈴木三重吉

1916年3月、春陽堂から刊行された鈴木三重吉(1882~1936)の短編小説集。背字は夏目漱石、挿画は津田青楓、木版は大倉半兵衛。三重吉全作集第十編。 目次 櫛 人形 羊 せんぶり 黒蜻蛉 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

花の開落 正木不如丘

1957年3月、朝日新聞社から刊行された正木不如丘(1887~1962)の随筆集。装幀は内田武夫。 目次 序 ・花の開落 あんどんと軸 河川法準用区域 泥棒 湖心荘 人の是非 ・時計列伝 鳩の時計 めざまし時計 恩賜の時計 銀の光 差押えの事 三角時計 ストップ・オッ…

詩集平和の味 ギュヴィク 長谷川四郎

1957年9月、国文社から刊行されたギュヴィクの詩集。翻訳は長谷川四郎。表紙は蛭間重夫。ピポー叢書。 目次 岩 皮をはがれた牛 債権者たち 顔 知覚 シャンソン 物語 灼熱 バラード 場末 詩法 知覚 知覚 時間 護符 思い出 祭 実物敎育 見る 眠りの森の美女に …

みちゆき 細田傳造詩集

2019年5月、書肆山田から刊行された細田傳造(1943~)の第5詩集。挿画は百田智行。第70回H氏賞候補作品。著者は東京都北区生まれ。 目次 けさらんぱさらん 実家 砂浜にて 鍵 すばらしい雲 こおろぎ 沼 閑話休題 嵐の後 フッサール 片目瞑って 鳥を撃つ 此れ…

勤人 水上瀧太郎

1924年9月、プラトン社から刊行された水上瀧太郎(1887~1940)の短編小説集。画像は函欠本。 目次 勤人 喧嘩 邂逅 九月一日 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

勾配 森本敏子詩集

1969年8月、蜘蛛出版社から刊行された森本敏子(1930~)の第2詩集。装幀は藤本邦之。著者は兵庫県生まれ、刊行時の住所は奈良県天理市。 最初の詩集「海へ」を出してから、足かけ十年になる。当時二歳と五歳だった子供たちは、それぞれ小学五年と中学三年に…

昭和文学盛衰史 二 高見順

1958年11月、文藝春秋新社から刊行された高見順(1907~1965)の評論集。装幀は佐野繁次郎。 目次 第一章 文藝復興 『文學界』創刊(昭和八年)――文化公論社の『犯罪公論』―大宅壯一編集『人物評論』――『ヨーヨー時代相』――新興藝術派と轉向派の吳越同舟――中心…

移動する村落・誰が殺したか 葉山嘉樹全集第二巻

1947年10月、小学館から刊行された葉山嘉樹(1894~1945)の短編小説集。全集の編集委員は、荒畑寒村、青野季吉、平林たい子、金子洋文、川端康成、岸田國士。 目次 移動する村落 誰が殺したか 迷へる親 歪みくねつた道 解題 青野季吉 NDLで検索Amazonで検索…

ことばいじめ 小泉羚子詩集

1993年6月、白地社から刊行された小泉羚子の詩集。装幀は倉本修。装画は小泉安弘。刊行時の著者の住所は京都府宇治市。近江詩人会、京都詩話会所属。 目次 ・お母さまの愛馬 雨季 二人だけの部屋 白い壁 湿ったオブジェ つま 乱反射 デスマスク 古りゆくもの…

昭和文学盛衰史 一 高見順

1958年3月、文藝春秋新社から刊行された高見順(1907~1965)の評論集。装幀は佐野繁次郎。 目次 第一章 不斷の齒痛 花袋秋聲生誕五十年祝賀會(大正九年)――接待係葛西善藏――『岩菲』の愚癡――『文檀華やかなりし頃』――大正作家―『現代小說選集』藤村序文――日…

かの子抄 岡本かの子

1934年9月、不二屋書房から刊行された岡本かの子(1889~1939)の随筆集。 目次・女人一家言 人人一家言 かういふ家庭 光明はローザンヌより 一九三四年に對して もつと强く生きること 未完成の世界より 雛祭いろいろ 「制服の處女」の心理 『母さんの好きな…

捨テル 小西民子詩集

1986年9月、蜘蛛出版社から刊行された小西民子(1947~)の第2詩集。刊行時の著者の住所は神戸市灘区。 目次 1 一九七六~八五 作品 ヨノ世界 打楽器ノ世界 月ノ光ヲ アビタ イノシシ 九月ニハ 呪 二月ノ シャンソン 写真 オルゴール 八月ノ スキマ 2 一九…

死の灰 高田清子歌集

1954年11月、第二書房から刊行された高田清子の歌集。 目次 序・尾山篤二郞 聲 思想するもの 死の灰 水爆實驗 やめぬ實驗 福龍丸被爆者 憎しみ 放射能の雨 蓄積されて 原子兵器 ビキニの灰 汚染されしもの 水爆 再軍備 死の微粒 世界の情勢 平和を希ひて 人…

魂の発展史 ストリンドベルク小説全集Ⅱ 秦豊吉訳

1925年8月、新潮社から刊行されたヨハン・アウグスト・ストリンドベリ(1849~1912)の長編小説。翻訳は秦豊吉(1892~1956)。 目次 一、 不滿足な心持でゐる連中の許で 二、 背敎者 三、 赤い部屋 四、 編輯人 五、 心の苦み 六、 避難港にて 七、 公の言…

愛のみなもと 加藤明生詩集

1979年11月、ポエトリーセンターから刊行された加藤明生(1950~)の第2詩集。著者は愛媛県新居浜市生まれ、刊行時の住所は松山市山西町。 目次 ・愛のみなもと 物語 腰痛の夜 魔戸の滝 ふたつの童話 愛のみなもと 眠られぬ夜のために 愛媛 ソネット 日本浪…

地の独奏 千行詩 友川かずき詩集

1985年6月、矢立出版から刊行された友川かずき(1950~)の詩集。装本は三嶋典東。写真は高梨豊。付録栞は福島泰樹、諏訪優、ヨシダヨシエ、大島渚、立松和平による推薦文。 この「地の独奏」は、確かに私がハラを痛めて生んだ子だが、私はこの子に何ひとつ…

郷愁 田畑修一郎

1944年2月、翼賛出版協会から刊行された田畑修一郎(1903~1943)の長編小説。装幀は中尾彰。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

インドの煙草 柴田三吉詩集

1988年8月、青磁社から刊行された柴田三吉(1952~)の第4詩集。 目次 Ⅰ トムの例 義眼 歯車 病院にて インドの煙草 清算 駱駝 恐山行 火葬 夕日鉄道の夜 Ⅱ 「ドゥイノの悲歌」をくれたKへの返信 テロルの誘い 赤い眼で 森ヘ 象徴 星の輪郭 地図 博物誌 Ⅲ 口…

のっこちゃんとぶくぶく 宮中雲子

1972年R出版から刊行された宮中雲子(1935~)の児童小説。装幀・挿絵は渡辺三郎。著者は愛媛県西宇和郡生まれ、刊行時の職業は日本コロムビアレコード専属童謡作家。 目次 1 ぶくぶくのたんじょう 2 せきせいインコじけん 3 にわとりそうどう 4 二年三組 5 …

獵人日記 ツルゲエネフ/中山省三郎

1936年5月、第一書房から刊行されたイワン・ツルゲーネフ(1818~1883)の長編小説。翻訳は中山省三郎(1904~1947)。 目次 譯者覺書 作者小傳 ホーリとカリヌイチ エルモライと粉屋の女房 苺の泉 郡の醫者 わが隣人ラデイロフ 貧乏地主オフシャニコフ リゴ…

長谷寺再訪 大東桂子詩集

1988年12月、不動工房から刊行された大東桂子の詩集。装画・装幀は大東豊。刊行時の著者の住所は奈良市登美ヶ丘。 目次 薔薇 紫陽花 太陽が焼け落ちると 菖蒲 サボテン トルコ桔梗 美容院 氷 蟷螂 蝉 ひらめ 会話 寒椿 梅 長谷寺求婚 カーネーション 乙女 文…

スパナ 十亀弘史獄中句集

2001年9月、十亀弘史句集刊行委員会から刊行された十亀弘史(1944~)の句集。著者は横浜生まれの愛媛育ち。刊行時の著者は未決拘置者、住所は葛飾区小菅。 俳句は、ひょっとしたら、独房に似ているかもしれません。俳句はわずか一七字の定型詩です。字面だ…

季節の馬車 佐藤惣之助詩集

1922年7月、新潮社から刊行された佐藤惣之助(1890~1942)の詩集。現代詩人叢書5。 目次 青艶 色と彩 秘書役 清けき饗宴に 仄かなる午前の風 清朗 この非情なる寂寥こそ 薄暮 魔法使 過ぎし日 二重の惑はし 匂ひと響き 四月の影 めぐりあひ 大きさ 寂寞 去…

憂愁夫人 ズウデルマン/池谷信三郎

1940年2月、新潮社から刊行されたヘルマン・ズーダーマンの長編小説。翻訳は池谷信三郎(1900~1933)。新潮文庫第417編。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

木乃伊館 柴田錬三郎

1971年4月、文藝春秋から刊行された柴田錬三郎(1917~1978)の短編小説集。装幀は御正伸。 目次 木乃伊館 下郎君平 八代目団十郎 片耳奴 柳生五郎右衛門 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ぎやまん屋敷 木村荘十

1961年12月、同光社から刊行された木村荘十(1897~1967)の時代小説。装幀は野口昴明。 目次 腐れ縁 女の宿命 情痴 暗殺 変転 秘密 裏の裏 火花 宿金 志士 軍用金 野心 新徴組 迷路 狐狸 復讐鬼 大賭博 生甲斐 密謀 暗躍 混乱 燃えるもの 動乱の中 情熱 転変…

絆 小尻みよ子句集

2002年4月、朝日新聞社から刊行された小尻みよ子の句集。編集は朝日新聞大阪本社編集局内句集刊行委員会。題字は小尻信克。絵は小尻信克・小尻みよ子。著者は、朝日新聞阪神支局襲撃事件で殺害された小尻知博の母。 一九八七年五月三日の夜、我が家に晴天の…

イーサルミの石 篁久美子詩集

1990年10月、土曜美術社から刊行された篁久美子の第2詩集。装幀は居島春生。新世代詩人叢書3。 <答え>は恐い。<答え>出したさに奔走する人もいるが、<答え>が出てしまうというのもある意味では恐いことである。 人の一生への評価は大方その人の死後に…