1954年11月、第二書房から刊行された高田清子の歌集。
目次
序・尾山篤二郞
- 聲
- 思想するもの
- 死の灰
- 水爆實驗
- やめぬ實驗
- 福龍丸被爆者
- 憎しみ
- 放射能の雨
- 蓄積されて
- 原子兵器
- ビキニの灰
- 汚染されしもの
- 水爆
- 再軍備
- 死の微粒
- 世界の情勢
- 平和を希ひて
- 人間性喪失
- 原爆マグロ
- 魚族たち
- 憤怒
- 漁夫等
- 追ひつめられて
- 影なきもの
- 滅びゆくもの
- 生きざま
- 苛酷な像
- 連鎻反應
- 懷疑
- 人間の知性
- ガイガー
- 夢想
- 戰爭囘避
- 過誤
- 眞實
- 生きたし
- 僞瞞
- ときの爲政者
- 國會亂鬪
- ニュース寫眞
- 自衞隊
- そしらぬふりして
- 世界史
- 妥協
- 明暗
- 杞憂
- 蛋白源
- 科學
- 人間不信
- 夜の潮
- 國土日本
- 民族の末裔
- 幻想
- 天體
- 野の鳥
- 花ばな
- 梅雨
- 子に寄せて
- 見えざるもの
- まぐろ試食會
- 野の草
- 人間の不幸
- 元素
- 愛猫
- カウント
- 蛸族
- 海流
- 氣流
- 伊豆の島民
- 友
- 隷屬
- 紅毛の兒
- 賠償
- デカタンス
- 次の世代に
- 愛憎
- 悲願
- 報道
- 外電
- うら嘆く
- いづれもいとほし
- 俊鶻丸
- 原子爐
- 反陽子
- 冷夏異變
跋・淺原六朗
作者のことば