2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ローラ、ローラ…… ロマン・ガリ 高木進訳

1977年10月、筑摩書房から刊行されたロマン・ガリー(1914~1980)の長編小説。翻訳は高木進。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ピンチランナー調書 大江健三郎

1976年10月、新潮社から刊行された大江健三郎(1935~2023)の長編小説。装幀は司修。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

雷滴 平出隆詩集

2011年7月、via wwalnutsから刊行された平出隆(1950~)の詩集。画は加納光於、造本は著者。 目次 物の名よ 眠ったまま本を 白い窓の枠に 逸れ鷹にそって1 咲きはじめたあたりから 身はふたつに 海へとひらく谿の 語の等間隔の滴り ひばり籠は吹抜け天井に …

暮れ果つるまで 尾崎放哉と二人の女性 小山貴子

1999年3月、春秋社から刊行された小山貴子(1951~)による尾崎放哉の評伝。著者は静岡県生まれ、刊行時の職業は大阪府立高校教諭。 目次 はじめに 一 放哉と芳衛 出会い 二 二人と従兄 上京 三 求婚と断念 求婚 舟遊び 断念 その後 芳衛に送った俳句から 1…

片岡繁男句集 片岡繁男

1985年12月、私家版として刊行された片岡繁男の句文集。 目次 花序・高浜虚子師 華信 作品 Ⅰ うたかたの Ⅱ 竹を植える日に Ⅲ 石ころの詩 Ⅳ 青貝山にて ESSAY 赤井大休老師書 Ⅰ 私の「花」について 「小さな花」と「一花開五葉」のこと Ⅱ 「生命のリズム」と…

最後の授業/カントリー・ライフ 1972―1983 福間健二詩集

1983年12月、私家版として刊行された福間健二(1949~2023)の詩集。 目次 ・最後の授業 1972―1976 ・最後の授業 砦 朝を裸足で 後始末 朝の砂漠 芽ばえ 拒否 未成年 新鮮な棒でなければ たしかにきみは遠くまで歩いた 最後の授業 ・あがないの歌 熱のある誕…

詩歌逍遥・大阪(上) 小野十三郎編

1977年8月、ぬ書房から刊行された詩人論集。編集は小野十三郎。写真は横田喜代子。 目次 序 詩を通じての人間の連帯 小野十三郎 松瀬青々 ある先駆者 坪内稔典 与謝野晶子 母性の中心で 三井葉子 川田順 覚醒した長距離走者 米満英男 釋迢空 わたつみの胸に…

地上のぬくもり Poems 1990 福間健二詩集

1990年9月、雀社から刊行された福間健二(1949~2023)の詩集。写真は加藤健次。 この地上のできごとをかたちづくる要素からどれだけのことを吸収し、それをどれだけ言葉の中に変形させて吐き出せるかというところに力点をおいて、ほくは生きてしまっている…

会いたい人 imissyou 福間健二詩集

2016年8月、思潮社から刊行された福間健二(1949~2023)の詩集。装幀は清岡秀哉。 目次 1 afterthedisaster 六月の王様 秋をたのしむ 落ち着かない気持ち もうすぐ春ですね 朝をつくる 何をやってきたのか 三月の扱いにくい要素 八月、何も隠れていない 2…

昨日と明日のエバ 中川裕朗

1968年9月、審美社から刊行された中川裕朗(1934~)の作品集。著者は大連生まれ、刊行時の職業は広島大学政経学部助教授。 目次 昨日と明日のエバ 一九三三年二月二十日の死 無碍光 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

静かな大地 松浦武四郎とアイヌ民族 花崎皋平

1988年9月、岩波書店から刊行された花崎皋平(1931~)による松浦武四郎(1818~1888)の評伝。 目次 ・序章 静かなくに 武四郎との出会い 二つの松浦武四郎観 『アタリアイヌ』の紙面から 静かなくに ・第一章 初めて蝦夷地へ 『初航蝦夷日誌』を読む 生家…

みずから我が涙をぬぐいたまう日 大江健三郎

1972年10月、講談社から刊行された大江健三郎の中編小説集。装幀は田村義也。 目次 二つの中篇をむすぶ作家のノート みずから我が涙をぬぐいたまう日 月の男(ムーン・マン) NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

処方箋 清水博子

2001年8月、集英社から刊行された清水博子(1968~2013)の長編小説。装画は遠藤律子、装幀は鈴木成一デザイン室。第125回芥川賞候補作品。第23回野間文芸新人賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

鬼の顔 谺雄二詩集

1962年10月、昭森社から刊行された谺雄二(1932~2014)の第1詩集。著者は東京都生まれ、刊行時の住所は国立療養所栗生楽泉園。 この「鬼の顔」は、過去一〇年間、私がほそぼそとかきつづって来たものの中から、記録的な作品を中心に編んだ小詩集である。 私…

アンデルセン物語 奈街三郎

1956年6月、東光出版社から刊行されたアンデルセンの童話集。翻案は奈街三郎(1907~1978)。装幀、口絵は田井武、挿絵は久米宏一。 目次 マツチうりの少女 コマとマリ ハクチョウと王女 火打箱 豆の上にねる王女 五つぶのえんどう豆 ブタかいの王子 大クラ…

みをはやみ 山崎佳代子詩集

2010年9月、書肆山田から刊行された山崎佳代子の第6詩集。装画はヴラディミル・ドゥニッチ。 目次 ゆるゆるとゆるめよ ・貝の火 火を起こす 夏休み 八月のよろこび トロイメライ 風の日 ・さまよえる者たち 私の島 ウィーン空港 パリ空港 ブダペスト空港 写…

ちょっと食べすぎ 長嶋南子詩集

2000年8月、夢人館から刊行された長嶋南子の第4詩集。装幀は直井和夫。刊行時の著者の住所は足立区南花畑。 目次 ボルシチ 子どもをおろしにいって さかな 待ち合わせはいつもつり堀だった コーヒー ここより先にいくと ラーメン食べたい 食べたい食べたい …

午後の航行、その後の。 高啓詩集

2015年12月、書肆山田から刊行された高啓(1957~)の第5詩集。装画は宮﨑恵子。装幀は亜令。著者は秋田県生まれ、刊行時の住所は山形市。 目次 午後の航行 初孫論 アトムの子 駆込み諦め バックスタンドの憂鬱 それからの夜 再生論 雪坂下の女 来るべきもの…

きみたちは美人だ 21 poems 福間健二詩集

1992年10月、ワイズ出版から刊行された福間健二(1949~2023)の詩集。 目次 侵略的少女 四月のニュース きみたちは美人だ シルヴィアの詩を読むな 二匹の賢い動物 作戦のないシド 問題はあとひとつだ ギリシャ人の友だち チャラ、キューッキューッて鳴いて…

風 徳永直

1941年8月、櫻井書店から刊行された徳永直(1899~1958)の短編小説集。装幀は柳瀬正夢。 目次 風 見舞 海の上 罪ある子供 自然について 男の中で 出征する人 じやがいもの記 青い風 こんにやく賣 蜘蛛 宿の一夜 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋…

李箱作品集成 李箱 崔真碩訳

2006年9月、作品社から刊行された李箱(1910~1937)作品集。翻訳は崔真碩(1973~)。李箱(イ・サン)は朝鮮・京城生まれ、本名は金海卿(キム・ヘギョン)。モダニスト作家。 目次 ・小說 蜘蛛、豚に会う 翼 逢別記 童骸 黄牛と鬼(トッケビ) 終生記 失…

潮みどりの生涯 深井美奈子

1991年12月、短歌新聞社から刊行された深井美奈子による潮みどり(1897~1927)の評伝。潮は歌人・長谷川銀作の妻。 潮みどりの名前は、一般的には余り識られていないようである。その原因が三十一歳にして早逝した為か、或いは本名の太田きり(後に長谷川桐…

万華鏡 山本みち子詩集

1996年11月、潮流社から刊行された山本みち子(1940~)の第5詩集。著者は熊本県生まれ、刊行時の著者の住所は武蔵村山市。 目次 Ⅰ 万華鏡 さくら 金魚 蛍 椿の道 耳 茱萸坂 灯籠流し 鯉 い・の・ち 翔ぶ Ⅱ 眼 午後の向日葵 蟬塚 揺すられて 何の不思議もな…

北方への旅 アン・リンドバーグ 深澤正策訳

1935年12月、改造社から刊行されたアン・リンドバーグ(1906~2001)の旅行記。翻訳は深澤正策。画像はカバー欠。 目次 原著の序 一 北より東洋へ 二 準備 三 出発 四 ノース・ヘーヴン 五 無線と飛行ルート 六 ベーカー湖畔 七 アクラヴィク 八 ポイント・…

静かに、毀れている庭 岬多可子詩集

2011年7月、書肆山田から刊行された岬多可子(1967~)の第4詩集。装幀は浜田洋子+亜令。第4回小野市詩歌文学賞受賞作品。著者は千葉県生まれ。 目次 絵葉書 その部屋のこと 兎 底に置かれた手のひら 器官 苺を煮る その庭へ向かう径 初夏 夏至 あてどなく …

言葉の起源 近・現代詩小考 藤井貞和

1985年3月、書肆山田から刊行された藤井貞和(1942~)の評論集。 目次 序章 身体の起源 タブー論としての身体論 1 ふたつの異郷 2 近代と詩の主題、一面 3 いま絶えず綜合の夢、瀧口修造 4 『日本浪曼派』と『四季』 5 吊網床に退行夢を架けて 泡鳴の…

歌集 遣唐使のものがたり 紀野恵歌集

2022年3月、砂子屋書房から刊行された紀野恵(1965~)の第14歌集。装本は倉本修。令和三十六歌仙11。著者は徳島県麻植郡生まれ。 目次 発端 Ⅰ 任命 Ⅱ 渡海 海へ ~Intermezzo~長安の日本人 Ⅲ 大陸 Ⅳ N首都 朝見 賜宴 贈位 Ⅴ 漂流 蘇州の秋 はやく倭へ 漂流…

あと少しだけ  just a little more 福間健二詩集

2015年6月、思潮社から刊行された福間健二(1949~2023)の詩集。装幀は清岡秀哉。 目次 未来 トモハル 彼女のストライキ ご飯はできていない みずうみ きょうもぼくは転落して あと少しだけ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

熱風 里村欣三

1932年10月、朝日新聞社から刊行された里村欣三(1902~1945)の長編小説。 目次 國境へ 戰車急襲 切腹問答 御神酒 黒い鷲 ジヤングルの戰ひ 白き月光 殲滅戰 二つの橋 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

隣の国のことばですもの 茨木のり子と韓国 金智英

2020年12月、筑摩書房から刊行された金智英(1984~)による茨木のり子研究書。カバー写真は小畑雄嗣、協力は宫崎治、装幀は間村俊一。著者はソウル市生まれ、刊行時の職業は立教大学兼任講師。 目次 はじめに ・第一部 終戦と詩作のはじまり 第一章 同人誌 …