2022年3月、砂子屋書房から刊行された紀野恵(1965~)の第14歌集。装本は倉本修。令和三十六歌仙11。著者は徳島県麻植郡生まれ。
目次
発端
Ⅰ 任命
Ⅱ 渡海
- 海へ
- ~Intermezzo~長安の日本人
Ⅲ 大陸
Ⅳ N首都
- 朝見
- 賜宴
- 贈位
Ⅴ 漂流
- 蘇州の秋
- はやく倭へ
- 漂流/漂着
- 崑崙国
- 悪処
- 王府
- 宴
- 再び海へ
Ⅵ 大唐
- 安南都護府
- ~取引中~
- 都を目指し!
- ~Intermezzo~阿倍仲麻呂
- 殷賑
- 宴
- 計画
Ⅶ 帰路
- 渤海を目指す
- 登州にて
- 大白鳥の国
- 休日
- ~Intermezzo~海東の食卓
- 最後の航海
Ⅷ 復命
- 大和朝廷
- 消息(せうそこ)
(付録) 秘書晁監の日本國へ還るを送る