1983年12月、私家版として刊行された福間健二(1949~2023)の詩集。
目次
・最後の授業 1972―1976
・最後の授業
- 砦
- 朝を裸足で
- 後始末
- 朝の砂漠
- 芽ばえ
- 拒否
- 未成年
- 新鮮な棒でなければ
- たしかにきみは遠くまで歩いた
- 最後の授業
・あがないの歌
- 熱のある誕生日
- 隠された夏
- 夢みる力だけではどうにもならない
- 四月の物語
- ラブ・ソング
- 青い田舎をさまようおまえの熱が
- ぼくの十月は憂鬱な逸脱をつづけている
- 今夜はきみと
- そしてもうだれも革命について話さない1
- そしてもうだれも革命について話さない2
- そしてもうだれも革命について話さない3
- そしてもうだれも革命について話さない4
- 彼女が一番きれいだった夜
・カントリー・ライフ 1977―1983
・カントリー・ライフ
- カントリー・ライフ
- あらし1
- あらし2
- ビニールハウスの夜
- すべっていった
- 死の村
- 目をふせていた、風のなかにいた
- だれが泣くだろう
- 大丈夫、ほんのすこし揺れただけ
- 背後の水
- ライブのあとで
・岡山で、夢のかたすみで
- 雨の季節に
- 心をおいて
- ちがう場所に
- すばらしい午後
- 光のなかにいる
- 雨のとおる夜
- どこにも行かなかった
- 仕事をした夜
- 思い出
- 幸運
- 魚の食べかた
- ぼくは料理人
- かって物語
- ニューヨークで、一九七八年夏
- ジャンキー
- 正しいこと
- 大学の裏
- 詐欺師の手
- 泣かない夏
- ブーム・タウン
- 夢のかたすみで
・泣かない夏
- 泣かない夏
- 帰りみち
- 暑い日
- しずかな鏡のまえで
- きらいな音楽
- 四階の窓から
- ギザギザの赤い跡
- 街に出て
- おせっかい
- 水色の蛇の夢
- あやまち
- このいらだちはなんだ?
- 古風な心
- ここで待ってるよ、といった
- 会話的で親しみやすい韻律
- 安い店
- とても大事なこと
- ピクニック
- 風邪
- 勝負のきまった夜
- 島をおもう
・涼しい風
- 涼しい風
・チープ・スリル
- この世界の朝の音
- 70年代をこうやって
- 出ておいでよ、おチビちゃん
- ケアレス・ミス
- おいしいトマト
- なつかしい、恋しくてたまらない
- もちろん、いまでも
- だんだんいろんなことがわかってきて
- ロマンティック
- 波が、熱い波がやってくる
- たどりついた家族
- 結婚入門
- もっと素直になったら?
- 最近のこと
- 手紙を書かなかった年
- 牧歌
- チープ・スリル
あとがき