2006年12月、武蔵野書房から刊行された村上文昭による耕治人の評伝。村上は『耕治人全集』の編集委員。
目次
一、追悼 耕治人先生
- 耕治人先生、あの世へ招かれて
- 追悼 耕治人先生
- ”愚直の人” 小宮山恵一
- 不思議な出会い 高樋洋子
- 耕先生との三十年 三宅敦身
- つよい人 遠藤睦夫
- 耕先生ご夫婦のこと 鈴木千代子
- 耕治人君と「丘」 斎藤国治
二、耕治人と「丘」の会
- (一)「白金文学」復刊まで
- (二)第二号の発行
- (三)同年中に三冊目
- (四)「白金文学」改め「丘」へ
- (五)第五号は九十六頁
- (六)川端康成の小説を掲載
- 耕治人と同人誌『丘』
- (一)第六号の補足
- (二)本文五〇頁の第七号
- (三)さらに薄い第八号
- (四)年一冊の刊行へ
- (五)とうとう第十号へ
- (六)耕は詩一篇のみの第十一号
- (七)最終号となる第十二号
- 復刊の機運と挫折
- 耕さんからの手紙
三、耕治人の作品
四、耕さんを拾う
五、耕にかかわる人の
あとがき