1997年9月、光陽出版社から刊行された浅尾忠男(1932~)の詩集。表紙書は橋本泰司。著者は堺市生まれ。
目次
序
- 虜囚のバラード 井上傳蔵
- 蜂起の日々はそのまま死出の道行で 田代栄助
- おれは火蓋を切る男 加藤織平
- まとまりて凄し木の葉の秩父颪(おろし) 田中千弥
- 天道循環盈欠(えいけつ)の理また争うべからずや否や 升屋利兵衛
- ふたつとはないわが命すてても自由のためならば 小柏常次郎
- おれの夢と祭とはこの国をかえる世直しで 新井周三郎
- たとえ死すとも敵の手術は受けず と強情す 中神貞作
- いまにして爲す事なくんば国家は如何ん 早川権弥
- 老兵は死なずひたすらに生き抜くのみ 菊池貫平
- 北海のバラード 岡部清太郎
主な引用・参考文献
あとがき