夏の少年 尚泰二郎詩集

2009年10月、私家版として刊行された尚泰二郎(1950~)の第7詩集。 ふと街で見かけた女性のひらひらしたスカート。おそらくジョーゼットの。絹の肌触り。布生地の感触。私の心の中に生起してきた不思議な感覚と感情。私は見るだけで、さわり心地の良い生地…

ロリータ ウラジーミル・ナボコフ/大久保康雄訳

1962年7月、映画「ロリータ」(監督:スタンリー・キューブリック、脚本:ナボコフ)の上映に合わせ、河出書房新社から「河出ペーパーバックス」シリーズの1冊として刊行されたウラジーミル・ナボコフ(1899~1977)の長編小説。翻訳は大久保康雄(1905~198…

隅田川のMISSISSIPPI 今官一詩集

1957年12月、木曜書房から刊行された今官一(1909~1983)の詩集。リベルタン叢書2。シリーズの編集は辻以知郎(前川和彦)、美術は勝呂忠(1926~2010)。 目次 東京詞華集 隅田川のMISSISSIPPI 世田谷のMOSQUE 大曲のFLORIST 東京のUMBRELLA 恋愛詞華集 山…

ディフェンス ウラジーミル・ナボコフ

1999年11月、河出書房新社から刊行されたウラジーミル・ナボコフ(1899~1977)の長編小説。翻訳は若島正(1952~)。装幀は永松大剛、装画は本村加代子。画像は2008年新装版。 書評等 キリキリソテーにうってつけの日三軒茶屋 別館キッチンに入るなもれなく…

梅崎春生 ユーモアと「幻」 柳澤通博評論集

2011年5月、木鶏書房から刊行された柳澤通博(1948~)の評論集。装幀は中島かほる。 目次 1ユーモアとは何か 2梅畸春生のユーモア 3「陸沈」の思想 4長篇小説の問題 5「狂い凧」 6「幻化」 付録初期論考 梅畸春生論 大岡昇平論 瓦礫の中の幻影―戦後文…

美しさと哀しみと 川端康成

1965年2月、中央公論社から刊行された川端康成(1899~1972)の長編小説。装幀・装画は加山又造(1927~2004)。 書評等 マルジナリア第二京都主義 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

石狩川 本庄陸男

1939年5月、大觀堂書店から刊行された本庄陸男(1905~1939)の長編小説。装幀装画は中村善策(1901~1983)。 書評等 旅する心-やまぼうし史跡訪問の日々Fumble or FumbleNDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

北方の道 鶴田知也

1942年11月、錦城出版社から刊行された鶴田知也(1902~1988)の長編小説。新日本文藝叢書。シリーズ装幀は藤田嗣治(1886~1968)。画像は裸本。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

波の上を駆ける女 アレクサンドル・グリーン

1972年1月、晶文社から刊行されたアレクサンドル・グリーン(1880~1932)の冒険小説。飜訳は安井侑子(1937~)。装画はタチヤーナ・トルスタヤ(1951~)。 書評等 憂愁書架うちゅうてきなとりでFocus on sanity 北総の一隅より NDLで検索Amazonで検索日本…

青春の打席  藤澤桓夫

1959年9月、角川書店から刊行された藤沢桓夫(1904~1989)の青春小説。 目次 野球嫌い 武勇伝 交換条件 見事な初陣 偉大なる鼻 公園の対決 白球の魅力 冬季練習への招待 忘れられた打者 安い玉子 友への祝福 角帽の金太郎 女性登場 女が怒る時 叱られて 犬…

からたちの花 長谷健

1957年4月、新潮社から刊行された長谷健(1904~1957)による北原白秋(1885~1942)の伝記的フィクション。装幀は装幀は野島青玆(1915~1971)。 私は、白秋が郷里柳川を去った年の十月、同じ柳川の地に生まれた。そして、白秋が青春を謳った同じ空気と水…

わが歌に翼ありせば 楢崎勤

1948年11月、英友社田村書店から刊行された楢崎勤(1901~1978)の通俗小説。慈雨書洞版(1936)の復刊。 目次 夢の後に 南國の蝶 孤獨なもの 美しき獸 酒場裏の人 暗い花 囚れた人々 斷橋 花火のごとく 遠望 深夜の薔薇 朝 幸福の翳 高原にて 哀歡の章 NDL…

ちりがみ文章 十一谷義三郎

1934年4月、厚生閣から刊行された十一谷義三郎(1897~1937)の随筆集。 目次 文學日錄 作家の世界 文學日錄 燭明抄 文學問答 作家の自由 新感覺派斷片 生活から 作者の社會的地位 えと・せてら 蝙蝠の感想 あ・ら・ふあっしよ 隨筆とエッセイの考察 サアカ…

小魚の心 真杉静枝

1938(昭和13)年12月、竹村書房から刊行された真杉静枝(1901~1955)の第1著作。序文は坂口安吾(1906~1955)、跋文は岡田禎子(1902~1990)。 私は眞杉さんとお友達になつてこのかた、眞杉靜枝といふ特殊な性格を意識することが殆んどなかつた。さうし…

菊坂 田宮虎彦

1951年10月、コスモポリタン社から刊行された田宮虎彦(1911~1988)の短編小説集。 目次 天路遍歷 初戀 いたち 夢の世界 臙脂 幼女の聲 富士 菊坂 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

牡丹亭雑記 獅子文六

1940年1月、白水社から刊行された獅子文六(1893~1969)の随筆集。著者自装。 目次 牡丹亭雜記 由來 和洋小噺 一日三枚の辯 番外 シューポン拾遺 早稻田とタイガース 片貝 悲觀公子 F君 トンカツ談義 ラブレー遂に譯さる 小さん 球場內外 モデルの經驗 惣菜…

青空の仲間 獅子文六

1955年7月、新潮社から刊行された獅子文六(1893~1969)の短編小説集。装幀は野島青玆(1915~1971)。 目次 青空の仲間 文六神曲編 モモタロウ 日本敗れざりし頃 見物女中 横須賀物語 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

青春怪談 獅子文六

1954年12月、新潮社から刊行された獅子文六(1893~1969)の長編小説。装幀は馬淵聖(1920~1994)。読売新聞連載小説。 書評等 居眠り狂志郎の遅読の薦め佐藤いぬこのブログ知鳥楽NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

娘と私 獅子文六

1966年12月、東方社から刊行された獅子文六(1893~1969)の自伝小説。装幀は御正伸(1914~1981)。元版は1956~1956年主婦の友社版。 私は、それまで、フィクションばかり書いてきた。これは職業に対する私の考えから出てることで、今後も、それを続けてい…

べつの鍵 獅子文六

1961年7月、中央公論社から刊行された獅子文六(1893~1969)の短編小説集。装幀は谷内六郎(1921~1981)。 目次 べつの鍵 おちんちん 二階の女 ケツネ滅びたり 何か寂しい男 狐よりも賢し NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで…

沙羅乙女 獅子文六

1964年9月、東方社から刊行された獅子文六(1893~1969)の長編小説。装幀は御正伸(1914~1981)。元版は1939年の新潮社版。1938年東京日日新聞(毎日新聞)朝刊小説。 NDLで検索するAmazonで検索する日本の古本屋で検索するヤフオクで検索する

将軍鮒を釣らず 獅子文六

1942年4月、錦城出版社から刊行された獅子文六(1893~1969)の短編小説集。装幀は鈴木信太郎(1895~1989)。 目次 将軍鮒を釣らず 兵六夢物語 青春賣場日記 天は晴れたり 先見明あり 上野見物 初春米搗男 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオク…

ボロ家の春秋 梅崎春生

1955年4月、新潮社から刊行された梅作春生(1915~1965)の短編小説集。「ボロ家の春秋」は第32回直木賞受賞作品。昭和名作選8。シリーズ装幀は山田申吾(1908~1977)。 目次 ボロ家の春秋 春の月 Sの背中 空の下 輪唱 飢ゑの季節 日の果て 解說 神西淸 ND…

女の旅路 藤澤桓夫

1957年11月、大日本雄弁会講談社から刊行された藤沢桓夫(1904~1989)の長編小説。装幀は高沢圭一(1914~1984)。 目次 夜の人 山の温泉場 寂しさの極み この秘密 愁いあるひと 春の手袋 寂しき人々 妻の座 夜の瞳 たたかう女 喪失 荆棘の歌 追われる女 愛…

誰も知らない 藤澤桓夫

1958年2月、大日本雄弁会講談社から刊行された藤沢桓夫(1904~1989)の長編小説。装幀は高沢圭一(1914~1984)。 目次 夜の猟銃 浴みする女 危険な男 旅情 月曜日 女の気持 欲望の時間 冬の瞳 約束 男の郷愁 新しい環境 平行と交叉 誘惑 女の秘密 強い花 …

四千の日と夜 1945-1955 田村隆一詩集

1956年3月、東京創元社から刊行された田村隆一(1923~1998)の第1詩集。装幀は勝呂忠(1926~2010)。解説は鮎川信夫(1920~1986)。 田村君の詩集「四千の日と夜」は、戦争を通って生きて来た若い人の良心の記録である。若い人だけが持っている、抵当に入…

晩花 川崎長太郎

1957年11月、宝文館から刊行された川崎長太郎(1901~1985)の短編集。装幀は鉄指公藏(1908~1968)。 目次 夜来香 晩花 老娼婦 尼僧 ちぎれ雲 宮小路の芸者 外交員 女師匠 蝋燭 朽花 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

花筐 檀一雄

1937(昭和12)年7月、赤塚書房から刊行された檀一雄(1912~1976)の第1短編集。装幀は佐藤春夫(1892~1964)。「夕張胡亭塾景觀」は第2回芥川賞候補作。画像は裸本。 目次 此家の性格 退屈な危惧 美しき魂の告白 衰運 歸心 花筐 夕張胡亭塾景觀 NDLで検索…

故郷を愛した女 大江賢次

1947年8月、世界社から刊行された大江賢次(1905~1987)の長編小説。装幀は澤田正太郎(1916~1996)。 目次 環境 日歴 誠實 あひびき 岬 第二の運命 席 故郷を愛した女 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

冥府 及び短篇四種 福永武彦

1954年8月、大日本雄辯會講談社から刊行された福永武彦(1919~1979)の第2短篇集。著者自装。 目次 冥府 水中花 時計 遠方のパトス 河 ノオト NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索