2011年12月、かまくら春秋社から刊行された磯貝裕美(1963~)の詩集。著者は愛知県生まれ。
目次
Ⅰ 愛してごらん
- 春Ⅰ
- 春Ⅱ
- ちょうちょ
- かたい蕾(つぼみ)
- 猫
- 雨ふり
- ひまわりの色
- 社員食堂の花
- 手ほどき
- 遠足
- 風にのって
- 無縁仏
- 廃屋の秋
- 鳩とおじさん
- コスモス
- 枯れ葉
- 帰宅
- なごり咲き
- 年賀状
- おかず
- 冬のすずめ
Ⅱ ひとりごと
- 傷
- さっくりと
- 室(むろ)
- 言葉の重さ
- 待つ
- 科学番組
- 河豚(ふぐ)
- 水彩画
- 希望(エスペランサ)
Ⅲ マーマーレードの恋
- 小雨降る朝は
- 十四歳
- あこがれ
- 片思い
- 五月の風のように
- 夏仕度
- 夏と少年
- 夏の宿
- 麦わら帽子
- 蝉しぐれ
- さがしもの
- 月の夜
- わさび
- 返事
- 足音
- 追憶の冬
- 願い
Ⅳ 恋から愛へ
- 湯ざまし
- ずっと
- 真珠のような
- ふたりの休日
- 春の食卓
- ふたり
- クモの巣
- カップの中の花
- 手をそえて
- 花どき
こんなに、ふたり… 新川和江