1966年12月、木馬詩房から刊行された岩井美佐子(1941~)の第1詩集。表紙は宮川長治。著者は高知県生まれ、刊行時の住所は柏原市大県。
目次
- 空
- 井戸
- 眠り
- 痛み
- 早退
- 執着
- こわれた音楽会で
- しゃれこうべの笑い
- 蛸
- 日暮
- 風のある屋台
- 鷄
- 時に
- 風が強い日には
- 黒子
- ワイルドに続いて飛ぶ鳥
- 冬の寺で
- 三千院有清園
- 修業僧
- 遅日
- 白い凪
- 浜で
- 外科病棟
- 途中で
- 追憶
- 儀式
- 女だから
- 私は
- 時の市場で
- 旅
- 時
- 山の旅と仲間に
- Xに
- 岩山
- 頂上
「しゃれこうべの笑い」について 西岡光秋
あとがき