2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりの歌 別所梅之助歌集

1922年9月、警醒社書店から刊行された別所梅之助の歌集。画像は函欠本。 目次 みづからを愛づる者 夢なる母 土の器 危き道 脱ぎすてし殻 病と心と 寶鐸艸 山の雨 人の胸に 遠き光 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

身も心も明日も軽く 阿部恭久詩集

1977年3月、書紀書林から刊行された阿部恭久(1949~)の第1詩集。装画は日比野克彦。著者は岐阜県生まれ。 目次 身も心も明日も軽く 給料日 千種区日和町の おじさんと もう秋だ ボーゼンとする夏 夏に浴びるもの 日和モータース 最後の夏休み 最後の夏休み…

建設列車 木内高音

1947年9月、川流堂書房から刊行された木内高音の童話集。装幀挿画は伊藤憲治。 目次 建設列車 突破おじさん 熊と車掌 冬の朝 ジョンの馬車 時計じいさん NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

具現 貞久秀紀詩集

2017年6月、思潮社から刊行された貞久秀紀(1957~)の第8詩集。第48回高見順賞受賞作品。 目次 序 ・この岩を記念して 推移 例示 この岩を記念して 芝の上 単音のよろこび 青葉 ・みづみづしく湧くもの あかるい陰で 移住 素朴な板 真緑の言葉 すでにある機…

肉體の惡魔 改訂版 レェモン・ラディゲ  波達夫訳

1930年6月、アルスから刊行されたラディゲの長編小説。翻訳は波達夫。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

明示と暗示 貞久秀紀詩集

2010年7月、思潮社から刊行された貞久秀紀(1957~)の第6詩集。 目次 序 数のよろこび 木橋 白 ふたつの灯し火 岩のかたわら 木霊をもとめて 小さな商人 明示 初步 道であるもの 希望 復元 ほとんど音のないところで 道のほとりで ことばの庭 庭 枝をもつ李…

歌え、わが明星の詩 前田愛子

1988年9月、かもがわ出版から刊行された前田愛子(1930~)による真下飛泉(1878~1926)の評伝。 観光客で賑わう京都知恩院の境内に、「ここはお国を何百里」と、力強い文字で刻んだ石碑が建っている。 良正院の門前にあるこの碑は、『戦友』の作詞者である…

リアル日和 貞久秀紀詩集

1996年8月、思潮社から刊行された貞久秀紀(1957~)の第2詩集。表紙写真は勝田安彦、装幀は夫馬孝。第2回中原中也賞候補作品 八つか九つの頃、瞬きが気になり、ひとたび気になると、目を見ひらいていたり、瞬きすぎたりして、ぎこちなくなるということがあ…

白と紫 渡辺喜恵子

1960年12月、講談社から刊行された渡辺喜恵子(1913~1997)の長編小説。装幀は飯島太久磨。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

どうぶつの修復= ἀνάστασις ζῴων 藤原安紀子詩集

2019年10月、港の人から刊行された藤原安紀子(1974~)の第4詩集。カバー写真は志賀理江子、装幀は須山悠里。著者は宇治市生まれ。 目次 じかん<庭園> あみうた<泉> デラソーワ<家> 森<屑> ἐντολαί キュポス<星> ἑταῖροι よばれびと<動物> NDL…

滾滾 牛田留治歌集

1965年3月、初音書房から刊行された牛田留治の第3歌集。装幀は小島清。 一雨集(昭和三十年六月河原書店刊)、冬の手(昭和三十三年六月日本文芸社刊)につづく第三歌集を自分で編むことが出来た。集中の一群の題名滾をもって表題とした。 昭和三十三年夏から三…

砂族 白石かずこ詩集

1982年7月、書肆山田から刊行された白石かずこ(1931~)の詩集。 目次 手首の丘陵 砂族の系譜 黄色い湖 儀式 生霊 青空の下に少年と葬送 蝶道 桜吹雪く、宇宙の川べりで 砂行 眼の国 砂時計 砂の民 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

足のない旅 香川紘子

1982年9月、聖文舎から刊行された香川紘子(1935~)のエッセイ集。装画は杉全直。著者は姫路市生まれ。脳性マヒ。疎開先の広島で被爆。 十代のころからおせわになってきた詩人の澤村光博氏から、自伝を書くようにとの最初のおすすめを受けたのは、私が九州…

液晶の虹彩 馬場駿吉

1984年6月、書肆山田から刊行された馬場駿吉(1932~)の評論集。装幀は加納光於(1930~)。 目次 序にかえて 瀧口修造に 駒井哲郎 夢想の質量 若林奮 表面直下の思念と筋肉 荒川修作 非網膜的絵画への突進/現代のスフィンクス 中西夏之 ナカニシ彗星の軌道…

戈麦詩集 是永駿訳

2000年11月、書肆山田から刊行された戈麦(ゴーマイ、1967~1991)の詩集。翻訳は是永駿。装幀は亞令。 目次 戈麦自述 Ⅰ 終末の日 太陽の雨 秋の呼び声 さまよえる思い 白昼 未完の詩篇 渡し口 麦打ち場 逃亡者の十七篇(抄録) 泳ぐ 家 誓い 歳末ソネット1 歳…

斎藤緑雨 小林広一

2010年8月、アジア文化社文芸思潮企画から刊行された小林広一(1948~)による斎藤緑雨(1868~1904)の評論。 目次 序文 岡松和夫 一、全体性の誘惑 緑雨の文章・「文学」批判序説 二、悲劇の終わり・喜劇の誕生 緑雨伝「小生ハ中々身一つとハ行かず」 慶応…

私は、エマ・Sを殺した エマ・サントス 岡本澄子訳

1991年6月、書肆山田から刊行されたエマ・サントス(1943~1983)の長編小説。装幀は亞令。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

レオノーラ・キャリントン 野中雅代

1997年10月、彩樹社から刊行された野中雅代によるレオノーラ・キャリントンの評伝。装幀は+COHO。 レオノーラ・キャリントンに初めて逢ったのは、一九八五年大地震に襲われた直後のメキシコ・シティだった。当時はレオノーラについてのまとまった研究書は英…

嵐の小夜曲 横山美智子

1948年8月、妙技出版社から刊行された横山美智子(1895~1986)の少女小説。挿絵・装幀は辰己まさ江。 目次 春の山 炎 恩師の心 遠く別れて 愛の家 美しきメロデイ その日のために 雄一の心 いずこに 不思議なひと 三吉のしごと 悲しき決心 こわれたお人形 …

長谷川時雨 人と生涯 長谷川仁 紅野敏郎編

1982年3月、ドメス出版から刊行された長谷川時雨(1879~1941)の評伝。編者は長谷川仁と紅野敏郎。カバーは長谷川春子(1895~1967)。 私を生むと間もなく病死した生母に代わり、生まれ落ちるより一人前の大人になるまで私を薫育し、明治、大正、昭和の三…

パンツの神様 藤富保男

1979年1月、TBデザイン研究所から刊行された藤富保男(1928~2017)のエッセイ集。装画は北園克衛。 ぼくは詩集『言語の面積』を境にして、その前後まで、詩についての勝手気ままなコメントをいくつか書いてきたが、それらは本にまとめられずに、あちらこち…

城壁の街 ヨーロッパについて 北川美紀

1977年5月、檸檬社から刊行された北川美紀のエッセイ集。 目次 ヴァランスの雨 フランス ジュラの夕映え スイス 童話の死 デンマーク ロンドンの重い夜 イギリス スペインの赤 スペイン 永遠の時間の中で イタリア 城壁の街 フランス NDLで検索Amazonで検索…

昆虫記 林堂一詩集

2011年4月、編集工房ノアから刊行された林堂一(1932~)の第4詩集。装画は粟津謙太郎、装幀は森本良成。著者は福岡県生まれ、刊行時の住所は吹田市。 目次 尺取虫 琥珀 スカラベ 天と地と まどさんの虫眼鏡 螢 クリケット 熊ん蜂 ミスジシリアゲ グレゴール…

支那の四季 米田祐太郎

1943年7月、教材社から刊行された米田祐太郎(1891~?)の中国旅行記。 目次 ・一 春 大南京風景線 玄武湖の春 晩春の燕子磯 楊柳と花信 故都の春 驢馬の春 蘇州春宵譜 西湖香訊 湖上の春光 靈隱道中 九溪十八澗 葛嶺と紫雲洞 ・二 夏 廬山の夏 夏の街頭音…

朝と夕の歌 山田晶詩集

1986年4月、新地書房から刊行された山田晶(1922~2008)の第2詩集。著者は諏訪市生まれ。刊行時の著者の職業は南山大学文学部教授、住所は名古屋市。 私は毎朝、あかつきに起きて仕事場にいそぎます。あかつきから早朝にかけて、世界はさまざまな形象を私の…

白の盆灯 志田幸枝詩集

1965年9月、富士見出版社から刊行された志田幸枝の詩集。刊行時の著者の住所は江東区深川高橋。 前からのものとごく近いものとを一つにはじめて個人詩集を編みました。が全部をのせることはしませんでした。目次のとおり年を追って三つに分けました。 父の死…

詩集 山田晶詩集

1979年9月、丘書房から刊行された山田晶(1922~2008)の第1詩集。著者は諏訪市生まれ。刊行時の著者の職業は京都大学文学部長、住所は京都市。 或日、疲れたからだを終電車の暗い座席の片隅に寄せかけて、うとうとしていた私の首筋に、突然カサリとかすかな…

朝食 望月昶孝詩集

2004年3月、詩学社から刊行された望月昶孝(1938~)の第5詩集。装幀はRADIO DAYS。著者は目黒区生まれ。 目次 鳥 白い道 ピーマン 再生 五月を悼めば 朝食 プリマドンナ 母 去りし後 紙芝居 路上 へび ラグビー場にて あいさつ 玉子について 身上 歩く人 約…