1957年、国文社から刊行された金時鐘(1929~)の第2詩集。カバー装幀は吉仲太造。写真は内海正。
目次
1. 犬のある風景
- 政策発表会
- 木靴
- 除草
- インデアン狩り
- 長屋の掟
- 淀川べり
- 家出
- 夜の街で
- 浦戸丸浮揚
- 盲貫銃創
- 的を堀る
- かものむれ
- たしかにそういう目がある
- 謝肉祭
- 発情期
2. 無風地帶
- ぼくがぼくであるとき
- 裏庭
- 鍵を持つ手
- 日曜日
- 日本の臭い
- 道路がせまい
- 若いあなたを私は信じた
- ニュールック
- 無風地帯
- 表彰
- 運河
- 一万年
- 処分法
- 白い手
- 私の家
- 猪飼野二丁目
あとがき