2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
2012年1月、思潮社から刊行された水田宗子(1937~)の評論集。装画は柳澤紀子。 目次 序 帰路半ば「わたし語り」から自己表象へ 終わりへの感性 左川ちかの詩 「わたし」という個体 茨木のり子における表現主体の形成 「表札」をかけた崖の上の家 石垣りん…
2022年7月、新装版として砂子屋書房から刊行された魚村晋太郎(1965~)の第1歌集。装本は倉本修。元版は2003年刊行。2004年に第30回現代歌人集会賞受賞。著者は川崎市生まれ、塚本邦雄に師事。 目次 Ⅰ 銀耳 蓋 容 紅茶 模様 Ⅱ 吉兆 虹彩 銀河 朱雀 煮沸 犬A…
1951年1月、私家版として刊行された安藤亮の詩集。 目次 eIegy 想ひ 祈り 復活 雨の花 秋思 斷章 瓦礫 人生断章 月光 漂泊 一日 望郷 願ひ なげき 流れ星 宿命 旅愁 生きるといふ事 黄昏 臨終 五月の風の中 断章 雲 別離 H子に 宿業 惜春譜 低吟 別後 接吻 …
1962年9月、大地堂書店から刊行された竹下彦一の詩集。装幀は川西英。写真は山崎清次郎。著者は豊橋市生まれ、刊行時の住所は杉並区荻窪。 目次 車中の著者 油屋 火星 ランプの笠 置洋燈 留守番 中学生 一月 九月 洋燈1 上京 古い洋燈に寄せて 蛾 秋の夜に …
1940年9月、河出書房から刊行された伊藤整(1905~1969)の短編小説集。装幀は國松登。 目次 祝福 鞭 エスプリ・デスカリエ 弓子 邂逅 二重眼鏡 感情細胞の斷面 自傳的スケッチ 作者覚書 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2010年12月、ミリオン出版から刊行された友川カズキ(1950~)の歌詞集。写真は岡宮龍、編集はカワイオフィス。 目次 第一章 生きてるって言ってみろ 生きてるって言ってみろ 青春 トドを殺すな 家出青年 似合った青春 歩道橋 石森さん 寂滅 こんどの肉は手…
2000年9月、龍書房から刊行された室生犀星論集。編集委員は大橋毅彦、大森盛和、笠森勇、中西達治、二瓶浩明、葉山修平、船登芳雄。 目次 四 小説の世界 1 初期小説の世界 中西達治 2 「幼年時代」「性に眼覚める頃」「或る少女の死まで」の再検討 菊地弘 3 …
2000年9月、龍書房から刊行された室生犀星論集。編集委員は大橋毅彦、大森盛和、笠森勇、中西達治、二瓶浩明、葉山修平、船登芳雄。 目次 一 犀星の原風景 1 出生と生い立ちをめぐって 小林 弘子 2 明治期金沢の文化と俳句への目覚め 船登芳雄 3 犀星文学と…
1943年9月、新潮社から刊行された坪田譲治(1890~1982)の長編小説。装幀は中尾彰。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1931年10月、水甕社から刊行された石井直三郎(1890~1936)の歌集。水甕叢書第12篇。著者は岡山県小田郡矢掛町生まれ。 目次 ・大正十四年 大和にて(五首) 木蓮(四首) 病院にて(二首) 鳩鳥(九首) ・大正十三年 兄の女死せる時その寫眞に (四首) 夢後(三首) …
2009年12月、本多企画から刊行された崔龍源(1952~)の第4詩集。著者は佐世保市生まれ、刊行時の住所は青梅市東青梅。 なぜ詩を書くのか。それはわけもなく湧いてくるかなしみのゆえだ、とぼくは言う。存在のあやうさ、はかなさがもたらす人間であるがゆえ…
2023年10月、砂子屋書房から刊行された若山紀子の第11詩集。装本は倉本修。 目次 ピアノを弾いていたね 本と味噌汁と 夜を眺める さよならいつか とだれかがいった 読む 小指 MRI 風の電話 白木蓮 な あゆち通り MEMO (1) MEMO (2) 着信歴 終着駅 揺れる パ…
2003年7月、書肆青樹社から刊行された崔龍源(1952~)の第3詩集。装画・装幀は丸地守。著者は佐世保市生まれ、刊行時の住所は青梅市東青梅。 丘を越えると、藁葺きの小さな家々が、体を寄せ合う水鳥のように、一つの群落をなす父の生まれた村に着いた。二月…
1986年12月、編集工房ノアから刊行された桑島玄二(1924~1992)のエッセイ集。装画は粟津謙太郎。 目次 一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月 近代文学の花 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2017年5月、砂子屋書房から刊行された若山紀子の第10詩集。装本は倉本修。刊行時の著者の住所は名古屋市守山区。 目次 すとうりい たまご 捲る 脅かされる 電話の鳴った日 さよなら とは言えないで Shadow フェリックス 迷子になる 地の底で 行方不明 落とし…
2018年10月、詩遊社から刊行された美津島チタル(1988~)の詩集。装幀は高橋善丸。詩遊叢書29。著者は大阪府生まれ。刊行時の住所は大阪市此花区。 小さい頃、保育所で地面からキラキラ光る物があることに気づいた。私は砂をさらって宝石がある、と喜んだ。…
1961年6月、中央公論事業出版から刊行された木川とし子の長編小説。 目次 一章 二章 三章 四章 五章 六章 七章 八章 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2003年11月、風濤社から刊行された上西晴治(1925~2009)の短編小説集。装幀は貝原浩。 目次 ポロヌイ峠 雪の来るまで 日高おろし 川のある部落 玉風の吹く頃 黄色い髭 オロフレ峠 馬と海霧 ニシパの歌 野鼠とオンネフチ イム叩き 原野のまつり オコッペ岬 …
2019年11月、七月堂から刊行された、たなかあきみつ(1948~2024)の第6詩集。装画は著者。著者は三重県生まれ。 目次 ・アルテファクト 埃のエデン ラスト second version 憧憬論 second version 《失踪》あるいは逃走 深夜の百足 ダリアの祭典(あるいは色…
1969年5月、新潮社から刊行された安部公房(1924~1993)の短編小説集。カットは安部真知。新潮文庫。 目次 序 石川淳 壁 S・カルマ氏の犯罪 赤い繭 洪水 魔法のチョーク 事業 バベルの塔の狸 解説 佐々木基一 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフ…
2018年5月、未知谷から刊行された花崎皋平(1931~)の詩集。表紙イラストは富山妙子。 目次 長篇物語詩 チュサンマとピウスツキとトミの物語 アイヌの人と文化の詩 あとがき 原田公久枝謝辞 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2023年1月、アーツアンドクラフツから刊行された川田綾音(1940~)の詩集。 目次 ・サルデーニャ 仲間 身の上 清掃 海辺の百合 パン ・リトゥアニア他 手帖 そして ピアニスト 洩れるもの 数秒 ユクスキュル先生 激昂 あの鉄橋 カフェ 母語 こうのとりの巣…
1979年4月、詩学社から刊行された片山彰の詩集。 目次 Ⅰ 駅にて 燕 雨降り 旅 忘れもの 終点 不在 目撃者 翼 夕立 穴 Ⅱ 細い道 暗い道 二つの道 白い道 遠い道 光る道 長い道 まわり道 一つの道 わかれ道 覚え書 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤ…
1906年6月、左久良書房から刊行された岩野泡鳴(1873~1920)の評論集。 目次 一 緒言 二 メーテルリンクの神秘説 三 エメルソンの『自然論』(上) 四 エメルソンの『自然論』(下) 五 エメルソンの特色と神秘的傾向 六 神秘家スヰデンボルグ 七 三者の愛…
1940年12月、河出書房から刊行された宇野浩二(1891~1961)の短編小説集。装幀は鍋井克之。画像は函欠本。 目次 女人往來 女人不信 戰爭聞書 海戰奇譚 弟とその友 巻末記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1942年2月、墨水書房から刊行された尾崎一雄(1899~1983)の随筆集。装幀は東條光高。 目次 先生と私 拾得物の件 拾得物の處分 野球と出産 敗けいくさ 岩魚はのびる 子供漫談 續子供漫談 風呂桶の話 方向 飲過ぎの害について 果して彼か いなづま 危機 NDL…
1994年7月、講談社から刊行された室井光広の短編小説集。装幀は菊地信義、装画は吉田克朗。表題作は第111回芥川賞受賞作品。 目次 おどるでく 大字哀野 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1956年9月、私家版として刊行された葛原積(1909~1955)の遺稿詩集。編集委員は石曽根良忠、日下部桂、久保原武子、島崎光正。装幀は西沢祥。 目次 孤高の詩人 高橋玄一郎 序 村上成実 東京の蛾 前衛のたくあん 大都会のヒュッテ 久米仙人 市井の経緯儀 青…
1973年12月、文藝春秋から刊行された加藤富夫(1928~1977)の短編小説集。装幀は坂井真理子。著者は湯沢市生まれ。「神の女」は第27回文學界新人賞、「口髭と虱」は第69回芥川賞候補作品。 目次 口髭と虱 玩具の兵隊 火星 神の女 鼠おとし NDLで検索Amazon…
1997年5月、角川書店から刊行された鍵和田秞子(1932~2020)の第5詩集。著者は神奈川県生まれ、刊行時の住所は府中市栄町。 『光陰』は、『未来図』『浮標』『飛鳥』『武蔵野』に続く第五句集である。平成二年から平成六年までの五年間の作品、千四百ほどか…