2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
1947年10月、眞日本社から刊行された高群逸枝(1894~1964)の評論集。 目次 第一章 緒言 一 本書の目的 二 時代區分 第二章 群時代 一 島の曙 二 婚姻 三 族制 第三章 氏族時代 一 母系氏族の發生 二 姬彥制 三 族長相續と父系 四 半血縁婚から對偶婚え 五 …
1955年1月、アジア詩人研究会から刊行された大江満雄(1906~1991)の詩集。 一九三六年頃(昭和十一年)「機械の呼吸」を刊行することにしていたが中止しなくてはならなかった。 「乳のでない母とミルクで育った子たちに」「アディスアベバの老母」「音のない…
1982年5月、三交社から刊行された中山士朗(1930~2022)のノンフィクション。装幀は秋山法子。著者は広島市出身。刊行時の住所は三鷹市。 目次 序章 オマールの墓 阿波丸の留学生たち 監視下の留学 東京から広島へ 広島から東京へ 終焉の地で あとがき NDL…
1977年11月、六興出版から刊行された恩地孝四郎(1891~1955)の詩集成。装画は著者、装幀は蟹江征治。 目次 Ⅰ 「萬華鏡」前後─千九百二十年代 地上 友を偲ぶ 月の出 あかるいところ 消耗される肉體 萬華鏡ⅠⅡⅢ 魂の飛行 備忘録雑抄 説話体四篇 人工動物園 Ⅱ …
1985年8月、ミネルヴァ書房から刊行された粷谷美規子(1925~)による証言集。シリーズ<女・いま生きる>18。 目次 はしがき 第1章 国防婦人会 その実像を探る 1 婦人会館はもと国防婦人会館だった 「婦徳涵養」 会館の数寄な運命 会館のルーツを探る 2 …
1941年8月、構成社から刊行された緑川昇の第2詩集。 目次 蝶の愛情 海の見える丘 新生の歌 海濱抒情 南の果てなれば 夕ぐれの海 白い思想 彌生の歌 指 夢の涯 旅の夜 淺春旅信 踊り子幻想 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1954年12月、三一書房から復刊された加賀耿二(1899~1974)の長編小説。日本プロレタリア長篇小説集第5巻。元版は1932年改造社版。加賀は政治家だった谷口善太郎のペンネーム。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1985年9月、紫陽社から刊行された愛敬浩一(1952~)の第1詩集。装幀あh板垣光弘。刊行時の著者の住所は市川市。 目次 Ⅰ 動態 帰る 投げ込む すき 編む 話す ください 歩く つむる くだる する ぬける 準備する 長まる Ⅱ 無言 症例 領域 足場がいるのだ たど…
1982年8月、視点社から刊行されたアンソロジー詩集。編集は 沖永ルミ子、田端悦子、原田麗子。装画は高橋かおり。 目次 ・反戦アンソロジー 青島洋子 空襲 赤平典子 子供 秋野さち子 語り部になろう 東けいこ やわらかな葦 池田純子 見ている眼 市川満智子 …
2020年10月、新泉社から刊行された天野健太郎(1971~2018)の句文集。ブックデザインは堀淵伸治。 目次 はじめに ・句集 風景と自由 いつも心に自画自賛 季節たち(二〇〇九~二〇一二) 初夏から 秋にはもひとつ うちは冬寒い 春は花より芽が出るのが嬉しく…
1970年6月、東邦出版社から刊行された早乙女勝元(1932~2022)のエッセイ集。装幀は鈴木琢磨、カットは久米宏一。著者は足立区生まれ、刊行時の住所は葛飾区高砂。 目次 1 ぼくの自己紹介 ぼくは劣等生だった ぼくの初恋 2 母のうちあけ話 母の愛の道すじ…
1987年4月、紫陽社から刊行された柴田千秋(1960~)の第1詩集。装幀は著者+板垣光弘。刊行時の著者の住所は横須賀市。 目次 Ⅰ YUBI 奇形 愛の不在 絶対愛 肌色の月 Ⅱ 川岸まで 手紙 鳥 私の家 血の婚礼 骨 Ⅲ 炎焰 始まり NDLで検索Amazonで検索日本の古本…
1964年7月、まづ健康社から刊行された春野鶴子(1915~1981)のエッセイ集。 月刊「まづ健康」に掲載してきたものを抜すいして、ようやく一冊にまとめたのが「春夏秋冬」である。 「まづ健康」は手がけてから九年になるが、いつも主婦連合会の仕事に追われて…
2018年6月、夜光社から刊行された崔真碩(1973~)の詩集。民衆詩叢書1。著者は韓国ソウル生まれ、東京育ち。刊行時の職業は広島大学大学院准教授。 目次 はじめに 〈詩集 サラム ひと〉 クオキイラミの言葉 サラム ひと ウシロカラササレルを越えて 目を瞑…
1960年10月、東京学風書院から刊行された春野鶴子(1915~1981)のエッセイ集。 目次 生きる とらわれ 笑って笑って 食物はくすり、すくりは食物 小計・大計 夢をもとうよ 杖 窓をあけよう 逆輸入 幸福は創るもの すべてに良心を 大畜 おごるは久しからず 窮…
1993年8月、巒気通信(熊代弘法)から刊行された諏訪優(1929~1992)追悼集。 諏訪優さんは、平成四年十二月二十六日未明亡くなられました。同年八月二十六日、東京医科歯科大学付属病院に入院。以来、奥様芳江さんの手厚い看護と励ましも空しく、四ヶ月の…
1958年8月、学風書院から刊行された春野鶴子(1915~1981)のノンフィクション。 この本は終戦直後、半年にわたる放浪記のようなものである。 何かを見つめ、追い、求めるひたむきな若い血が、とんでもない冒険の数々を、偶然にも重ねてしまった。すでに十三…
1942年11月、大澤築地書店から刊行された野田宇太郎(1909~1984)の詩集。 目次 1 いちご 旅愁 綻びの歌 鳩 水へつづく階段 水鳥 木綿 夏の花嫁 このはてふ 青い蜜柑 星夜 大きな川 夏の終り かなしい朝 港のランタン 搖れる夜 海の薔薇 海の徽章 阿蘇にて…
2020年12月、七月堂から刊行された長谷川美緒の詩集。インカレポエトリ叢書5。表紙は著者。 目次 かたかたと進む木製のおもちゃ はじまり おばけ 追憶.para 掘削工事 沼 獣 王国 眠りの森の美女のおはなし 自動消灯装置 時鳥(待/捕/逃) 有史以前 万年水 学校…
1943年4月、教育日本社から刊行された猪早孝の随筆集。 目次 花あはせのゑ 村祭 菱の實 蘿月先生その他 評論家M氏を訪ねて 丹波の冬 千歳村の春 幡ヶ谷の記 山元町の夏 秋凉 代々水山谷 銃後 ながれ こころ 雁 城址にて あるひとの話 うたの手帖から をりを…
1992年1月、冥草舎から刊行された山内加代の句集。表紙題字は空海、付録栞は万波鮎。 旬の底には山内加代が顔を出しているので、この方面に素質のない子供達も、自分の子に手のかからぬ年令になった時、繰りかえしくりかえし読み味わってくれれば、折々の私…
1988年12月、角川書店から刊行された服部まゆみ(1948~2007)の長編小説。装幀は鈴木一誌。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1956年6月、真殿皎詩集刊行会から刊行された真殿皎の詩集。 目次 あらがひ 九月の詩 須菩提ノ眸 貘 のすたるじあ 春に背く 歸來 壺中 墓地近く溝に圍まれた掘立小屋のなかで 風とオロチョンの若者たち 無明 十和田 汗ばんだ自然 入道崎にて 無題 アスピーテ…
2016年12月、河出書房新社から刊行された中原清一郎の長編小説。河出文庫。元版は2014年3月同社刊行。 目次 序章 交差する命 第1章 カウントダウン 第2章 あたらしい家族 第3章 生きたマネキン 第4章 罅(ひび)割れた聖母子像 第5章 最後の勝負 終章 わたし…
1972年11月、マンドールから刊行された児童詩画集。児童詩協力は世田谷区教育委員会と神戸市立西須磨小学校、画は星野直親、編集は三上久史。扉写真は藤井秀喜、装幀はマンドール。 目次 うすいどけい 花いちもんめ ままごと おふろ けんか かぎっ子 くらげ …
1959年12月、さ・え・ら書房から刊行されたアンソロジー詩画集。影絵は藤城清治(1924~)。 目次 この道・北原白秋 汽車ポッポ・富原薫 初空・菱山修三 おにのギター・さとう・よしみ ジョッカーどの・サトウ・ハチロー 日の出の踊り・北畠八穂 新春・菱山…
1994年9月、潮流出版社から刊行された辻元佳史(1967~)の第3詩集。カバー写真は永山昌克。著者は岐阜市生れ。刊行時の住所は柏市。 第一詩集『戦争ってヤツ』を出したとき私は二十五歳でした。第二詩集『ふぇみにすむ』が二十六歳、そして今回、二十七歳と…
2006年6月、詩画工房から刊行されたホートサング・ジグメの自伝。翻訳は水崎野里子。装画は中島由夫。 目次 まえがき 水崎野里子 はじめに ホートサング・ジグメ 序言 1 おばあちゃん 2 私の第一歩 3 二番目の大飢饉 4 青い空の下で 5 悲しい死 6 母の…
1986年10月、思潮社から刊行された榊原淳子のエッセイ集。 目次 Ⅰ 将来性のないフランキー おひさまがさしてるマンガが読みたい 懐かしさの魔術 TORI YAMA語録 チエちゃんのボギャブラリー 『北斗の拳』の今後 この世で一番悪い奴 機動戦士ガンダムの魅力 作…
1996年6月、日本教文社から刊行された山尾三省(1938~2001)の評論集。装幀は川畑博昭。 目次 第一章 「銀河鉄道の夜」から 一 畑の眺め 二 わたくしという現象 三 午後の授業 四 セロのような声 五 ジョバンニの切符 第二章 「私」の系譜――インド哲学の断…