1988年3月、思潮社から刊行された瀬尾育生(1948~)の評論集。装幀は杉浦イッコウ。
目次
Ⅰ 道に迷うこと
- 背後の笑い 序にかえて
- トウキョウ、不可知の雲
- 大地を封印すること
- 純粋人間たちのリング
- 境界の「こちら」側
- 箱船の散佚、方舟の漂い
- 「無気味さ」の女性形
- 世界視線と「語り手」の死
Ⅱ 路上の休日 世紀末カフェ・クルージングマップ
Ⅲ 徘徊の技法
Ⅳ 出口のブラン
- 話法論
- 1 話法についてのノート
- 2 複言語ゲームと詩の話法
- 3 言葉の力についてのノート
- 文字所有者たち