1989年10月、書肆山田から刊行された野村喜和夫の第2詩集。装幀は青山杳。
目次
- (もろもろの…)
- 端緒
- (毛呂山という場は…)
- 内転膜
- (かつては狂気の…)
- 強制開芽
- (みどりの母語の…)
- 暴行病棟
- (遅い遅い到着…)
- キンメリア
- (途中、いくつかの…)
- 霊安
- (肺が抜けていく…)
- 異文状片
- (うたが終わる…)
- 剥離体
- (木立のやさしい連なりは…)
- インディアン・サマー
- (病いの仕種や形状の…)
- 主訴体
- (それは何を…)
- スキャン
- (毛呂山の、まさかどうして…)
- 金輪際
- (もろもろの…)